イェール錠〜シリーズ 鍵の歴史１２〜

#アメリカ の #錠前師 であった #ライナス・ #イェール(#Linus Yale Sr.)は、「#エジプト錠」や「#ローマ錠」の #原理 を利用して #ピンタンブラー錠 を作製し、1848年にその #特許 を取得しました。

なお、このライナス・イェールの #錠前 の #構造 は、#ピン をすべて #錠箱 に収めたもので、また、#ボトムピン の先端と #鍵山 が丸くなっており、「#イェール錠」と呼ばれました。

そして、彼の #息子 のイェール・ジュニア(Linus Yale Jr.)は、元々は #肖像家 でしたが、父親の考案した錠前をより発展させて、ピンを錠前とは別個の #シリンダー 内に収める構造に #改良 し、1861年に特許を取得しました。

さらに、イェール・ジュニアは鍵山の形状を #波型 から #平型 に発展させて、1865年にもその特許を取得しました。

この時点でイェール・ジュニアの錠前は、現在のピンタンブラー錠とほとんど変わらない #機構 を持っていたのです。

なお、この「イェール錠」は #エジプト 錠とは異なり、#鍵違い が多いという #メリット があり、さらに、従来の錠前よりも #コンパクト でスッキリとした #デザイン であった為、アメリカを中心として世界中に普及していきました。

#ライナスイェール #LinusYale