【小説】いつか扉が閉まる時(1)
あらすじ 高校の司書の先生が突然亡くなった。先生と親しかった図書委員の私はショックを受ける。ある日、先生が書いた日誌を偶然読んでしまい、自殺だったのではないかと疑う。
しばらくして図書館が再開されたが、先生の代わりは仕事をしない司書さんで図書館が荒れ始め、私は図書館の平穏を守るために奮闘を始める。将来の仕事をどうするか、働くって何なのか、考えながら高校2年の3学期を終える、私の物語。
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うちの学校の司書の先生が、亡くなっ