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気分が晴れやかになる「山」

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大好きな「山」の写真を紹介していきます。
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「身延山(1,153m):久遠寺」 ~日蓮宗総本山の山梨百名山~

「身延山(1,153m):久遠寺」 ~日蓮宗総本山の山梨百名山~

 山梨県の身延山久遠寺を訪れました。

 中部横断道の身延山ICから、車で約15分。身延山久遠寺は、鎌倉時代に日蓮聖人によって開かれたお寺で、日蓮宗の総本山です。

 参道の途中の無料駐車場に車を駐めて、門前町を歩いていくと、荘厳な三門に着きます。

 三門から、本堂までは、菩提梯と呼ばれる287段の石段があり、圧倒されます。高さ104mで、南無妙法蓮華経の七文字になぞらえて七区画に分かれています

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「日本百名山」

「日本百名山」

 「日本百名山」は、文筆家であり登山家でもあった深田久弥氏が、1964年に新潮社から出版した書籍「日本百名山」が原典となっています。

 その選定基準は、

山の品格:誰が見ても立派な山であること。

山の歴史:昔から人間との関わりが深く、崇拝され山頂に祠が祀られている山であること。

個性のある山:山容・現象・伝統など他には無いような顕著な個性をもっていること。

標高:原則として標高1500m

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「関西百名山」

「関西百名山」

 深田久弥さんが選定された「日本百名山」は、魅力的なのですが、残念ながら、私の住んでいた関西には3つしかなく(大台ケ原山、大峯山、伊吹山)、「日本百名山」制覇は非常に困難なため、「関西百名山」にチャレンジ中です。

 「関西百名山」は、山と渓谷社が選定した関西の名山で、標高1000m未満の山も58座あるため、体力的にも登りやすい山があるのが魅力です。

 登った山を紹介していきます。
現在6山。順

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「鈴鹿セブンマウンテン+1」

「鈴鹿セブンマウンテン+1」

◆「鈴鹿セブンマウンテン+1」

  2019年に、兵庫県西宮市から、三重県四日市市に引っ越してきました。
四日市からは、鈴鹿山系が非常にきれいに見えます。

 「鈴鹿セブンマウンテン」は、三重県と滋賀県にまたがる鈴鹿山脈の代表的な7つの山で、1964年に近畿日本鉄道、名古屋テレビ等が中心となって開催された登山大会で選ばれました。

 各山は、標高1,000m前後で、日帰りで登ることができ、下山後

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「富士山」(3,776m) ~日本最高峰からの御来光~

「富士山」(3,776m) ~日本最高峰からの御来光~

 長年の念願だった日本最高峰に挑戦しました。(2006年7月15日)
写真は、九合目からの御来光。手前は山中湖。

 「高山病」「気温差」「下山時の砂埃」等、従来登ってきた山とは異なる課題に遭遇しましたが、天候にも恵まれ、御来光を拝んだ時の感動は筆舌に尽くしがたいものがありました。

 金曜日の定時(17:30)に、横浜から、会社のメンバーと、車で須走口五合目まで。須走口五合目には、21時に着いて

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「立山のご来光」 ~今年最後のトロリーバスで~

「立山のご来光」 ~今年最後のトロリーバスで~

 ホテル立山の「ご来光バス」スペシャルプラン(参加費3,500円)に参加して、後立山連峰から上る「ご来光」を遙拝してきました。

 朝3:45にモーニングコールが鳴り、4:15からホテルを出発。立山トンネルトロリーバスで、室堂から大観峰に行き、大観峰の展望台で待つこと10分。後立山連峰の爺ヶ岳方面から朝日が上りました。

 荘厳な大自然のパノラマに、言葉もありませんでした。

 なお、この立山トン

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「立山:夏春比較」 ~どちらも美しい~

「立山:夏春比較」 ~どちらも美しい~

 5年ぶりに、立山を訪れました。

 前回は、7月で、立山(雄山、大汝山)登山が主目的でしたが、今回は、5月で、「雪の大谷」を主目的として、富山側(立山)から長野側(扇沢)に抜けました。

 同じ場所でも、季節が違うと、こんなにも変わるのかと。

「入笠山(1,955m)」 ~360度パノラマの南アルプス最北端~

「入笠山(1,955m)」 ~360度パノラマの南アルプス最北端~

「入笠山(1,955m)」 ~360度パノラマの南アルプス最北端~

 富士見パノラマリゾートから、「入笠山」に登ってきました。

 「入笠山」は、南アルプス最北端の山で、ゴンドラで頂上近辺まで登れる手軽な山です。

 ゴンドラの山頂駅から、入笠湿原、花畑を経て、「入笠山」頂上まで、徒歩約60分で、そこからは、八ヶ岳、蓼科山、車山、美ヶ原、北アルプス、乗鞍、御嶽、中央アルプス、南アルプス、富士山、

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「日向山(1,660m)」 ~天空のビーチ~

「日向山(1,660m)」 ~天空のビーチ~

「日向山(1,660m)」 ~天空のビーチ~

 甲斐駒ヶ岳の麓にある、日向山を登ってきました。
日向山は、家族で手軽に登れる山梨百名山です。

 ずっと木立の中の登りですが、山頂に到着すると急に視界が開け、花崗岩が風化してできた真っ白な砂に覆われた「雁ヶ原」が現れ、八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳が綺麗に望めます。

 尾白川渓谷駐車場から、甲斐駒ヶ岳神社横から、登山道に入ります。
矢立石駐車場までは、結構き

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「メナード青山リゾート:ハーブガーデン」 ~カモミール収穫体験~

「メナード青山リゾート:ハーブガーデン」 ~カモミール収穫体験~

 三重県の青山高原にある、「メナード青山リゾート」の「ハーブガーデン」を訪れました。

 ガーデンの広さは8haにも及び、年間で約300種類を超えるハーブが彩りと香りを競い合い、当日は、カモミール、ラベンダー、キャットミントが咲き誇っていました。

 特に、ジャーマンカモミールが満開で、500円で収穫体験をすることができました。甘いリンゴのような香りに包まれました。

 
■アクセス
 ・近鉄「伊

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「黒部ダム」 ~プロジェクトXの舞台へ~

「黒部ダム」 ~プロジェクトXの舞台へ~

 立山黒部アルペンルートで、黒部ダムを訪れました。

 室堂から、立山トンネルトロリーバスで立山連峰を抜けて標高2,316mの大観峰へ、そこからは、標高1,828mの黒部平まで、標高差500mを支える支柱が1本もない立山ロープウェイ。そして、全軌道が地下を通る黒部ケーブルに乗って黒部ダムに到着しました。

 ケーブルの駅から少し歩くと、そこは、高さ186mと日本一の高さを誇るアーチ式ドーム越流型ダ

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「雷鳥に出逢えた!」 ~立山の特別天然記念物~

「雷鳥に出逢えた!」 ~立山の特別天然記念物~

 立山の室堂平は、特別天然記念物の「雷鳥」の生息地で、ご来光ツアー後の散歩時に、ミクリガ池のハイマツ帯から飛び立つ「雷鳥」に出逢えました。

 「雷鳥」は、飛び立つ時に、ヒキガエルのような独特の鳴き声を出します。

 ミクリガ池は、まだ雪と氷に覆われていましたが、一部、エメラルドグリーンの美しい色の水をたたえており、前回来た7月と違う感動がありました。

 浄土山から立山連峰をバックとした素晴らし

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「藤原岳(1,140m)」 ~新緑の鈴鹿セブンマウンテン~

「藤原岳(1,140m)」 ~新緑の鈴鹿セブンマウンテン~

 今年も、鈴鹿セブンマウンテンの藤原岳に登ってきました。

 新緑の季節で、多くの方が登山されており、いつも駐車する無料駐車場は満車で、少し遠い観光駐車場(300円)に駐めて出発です。

今回は、登りは、大貝戸コース、下りは、聖宝寺コースです。

 神武神社の鳥居から、大貝戸コースが始まります。登山道には、二合目から九合目まで看板が設置されており、登頂ペースを把握できて安心です。

 今回も、やは

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「雪の大谷」 〜立山の雪壁~

「雪の大谷」 〜立山の雪壁~

 旅行パンフレット等で、よく見かけていた、立山の「雪の大谷」。

 いつか行ってみたいと思っていましたが、一念発起、出立を決意致しました。

 有給をとって、四日市から、

・近鉄四日市6:19〜近鉄名古屋6:46 近鉄特急「伊勢志摩ライナー」
・名古屋7:11〜米原7:34 東海道新幹線「こだま763」
・米原7:48〜敦賀8:19 特急「しらさぎ51」
・敦賀8:31〜富山9:53 北陸新幹線

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