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こんなWebディレクターは困る【コーダーのつぶやき】
Web制作においてディレクションはとても大切な作業で、Webディレクターは重要な役割を担っています。
特にチームで制作を行っている場合は、スムーズにコストをかけずに友好に進行できるかがWebディレクターの手にかかっています。
なので、
ディレクターよぉ!ディレクション、しろよぉー!
と思うこともあります。
こんなWebディレクターは困るなあと思う一例をご紹介します。
右から左へ受け流す
サイトがテストアップされて、クライアントが確認してフィードバックが返ってきます。これをそのまま実装者に伝えてくる、これがダメなケースです。えっと、、ディレクターさん目を通してる?と思うようなフィードバックもあります。
たとえば。
「表示が変なので直してほしい」と来たら
テストアップされたサイトを見て、クライアントより「表示が変なので直してください」というフィードバックがきたとする。
ディレクターは何がどう変だとクライアントが表現しているか、どのように対処するかを決定したものを実装者に伝えることが必要となります。
「表示が変」、この言葉にはざっと考えるだけでも以下のようなケースが考えられます。
ソースエラーによる表示崩れ
HTML記述ミスやCSS記述ミスによるソースエラーでの表示崩れです。
コーディングに関することなので、どの部分に表示崩れが起きているかを確認して、コーダーに依頼することになります。
クライアントの環境による見え方の違い
デザイン案をクライアントに見てもらってOKをいただいてサイト構築に入ることが多いかと思いますが、このデザイン案とテストサイトで見え方が違っている場合に指摘されることです。
クライアントがどの点に関して表示が変だと言っているかによって、たとえばレスポンシブサイトの場合は見ているブラウザの幅によるなど、違ってくる部分があります。
たまに、クライアントのブラウザで拡大率を変えているなど設定変更していることによる見え方の違いなどもあります。
このようなケースでは、ユーザーの環境の違いによる見え方の違いがあることを説明し、どこに落とすかをクライアントと決める必要があります。
CSSやJSなどが読み込まれていない
クライアント側でファイルが読み込まれていないことにより表示がおかしくなるケースです。
あまりないケースだとは思いますが、全然違うんですけどとか言われたらこういう可能性もあるかもしれません。
改行位置が思ってたところと違う
環境による違いに似ていることですが、改行位置が違っている場合にも「表示が変」と言われることがあります。
意図したところで改行することがクライアントのこだわりであれば、どのような環境でも綺麗に再現することを実現できるように考えます。
デザイン的に何か気に入っていない
改めてサイトで確認してみると、何かイメージと違う…ということも起こりうることです。
どの部分がしっくりきていないのか、どのように変更すべきなのかをクライアントやデザイナーと連携を取りながら、イメージに添えるように修正します。
その他、操作感など
最近のサイトでは、アニメーションやマウスホバー時のアクションなど、デザインでは確認しづらく、テストサイトで実際に操作してわかる違和感もあるでしょう。
このような動きに関するフィードバックもあることを想定に入れておきましょう。
クライアントの気持ちを汲み取って実装者へと振り分けること
実装者は直接クライアントとやり取りせず、Webディレクターがやり取りを行って実装者へ指示を出すというのが多くの体制だと思います。
クライアントの温度感やサイトへの知識のレベルによって、話の内容が何を示しているのかが変わってきます。
上記のような言葉ひとつでも色んなパターンが考えられるので、Webディレクターどんなパターンかを想定した上でクライアントと連携を取って、適切な指示を与えていくのがベストです。
優れたWebディレクターによるディレクションは、実装の工数が減り、クライアントの満足度が上がることへとつながります。
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