「新型コロナワクチンは世界を救う!」という洗脳をしている某有名ゲームをご存じか?

ゲームには様々な種類があると同時に、どのようなメッセージ性があるかも様々である。
子供から大人まで、大人気のドラゴンクエストやファイナルファンタジーといったゲームでは、世の中の闇や人が悪魔に魂を売って汚いことに手を染めていくような姿が、ファンタジーの世界の中で描かれていく。

ドラゴンクエストでもファイナルファンタジーでも、現実世界の闇をまじまじと描くものの、それをストレートに描けば必ず世界の支配者たちからの規制や検閲を受けるようになってしまう。
ある意味、ゲームクリエイターは世の中の真実を描くための手段として、ゲームを選んでいるようなところがある。


ドラゴンクエストやファイナルファンタジーのように、世の中の闇をゲームを通して教えてくれるようなものがある一方で、子供たちを洗脳するようなゲームも現れ始めている。

今回ご紹介するのは、「新型コロナワクチンは世界を救う!」というプロパガンダを流しているゲーム、桃太郎電鉄ワールドだ。


このゲームは世界中の都市をすごろくで回り、お金をためて世界中の様々な物件を購入して資産を拡大し、資産の大きさを競うすごろくゲームである。
ゲームは月次で進攻していき、毎月の行動の度にすごろくを振って世界中の中から定められた目的地に向かって世界中を旅しながら資産を拡大するのだが、ゲームが20年ほど経過すると、突然、「世界的な感染病によるパンデミックが発生!製薬会社を買収してワクチンを開発・製造して世界を救え!」というイベントが発生する。
このゲームをやれば、即座に「新型コロナウイルスによるパンデミックの話で、新型コロナワクチンを開発・製造することだ」と誰もが気付くような内容となっている。
しかも、このゲームでは、ワクチンを開発することで得られる利益が巨額なため、製薬会社を所有することがゲームの勝敗を大きく左右することになる。
ゲームをする者は、必死で世界中の製薬会社を買収し、ワクチンの開発に貢献すると共に、ワクチン開発で得られる巨額な利益を得るために競争することになる。

こんなルールでゲームをすれば、大抵の子供たちは「パンデミックに立ち向かうためにはワクチンを開発することが重要なんだ!ワクチンが世界を救うんだ!」と自然に洗脳されてしまうだろう。

ゲームをすることで、このような洗脳を子供たちに施されていると思うと、恐ろしい限りである。


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