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南米

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マテ茶の今後を考えてみる②

マテ茶の今後を考えてみる②

パラグアイのマテ茶の問題は複雑?
マテ茶は南米で主に生産されている茶葉です。
この間、同僚がマテ茶はコンプリカード(複雑)だと話していました。

なぜ?ちょっと調べてみました。ざっとこんな感じの問題がありそうです。

人の手で収穫されている

製造方法

廃棄物

薬草yuyoの存在

隣国(メルコスール)の影響

まず、人の手ですべて収穫されているという事。
隣国アルゼンチンやブラジルでは収穫機

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パラグアイのマテ茶

パラグアイのマテ茶

マテ茶ー名前に聞き覚えがある人もいると思います。
日本でも2018年ごろまではペットボトル飲料で販売されていました。

そもそもマテ茶って何でしょう?

日本マテ茶協会のサイトには、マテ茶の販売店や神話なども書いてありとても面白いです。

このマテ茶を飲むときに「グアンパ」と呼ばれる容器と「ボンビージャ」と呼ばれるフィルター付きの金属ストローを使います。(このセットで「マテロ」と同僚は呼んでいます

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パラグアイのマテ茶文化

パラグアイのマテ茶文化

マテとは?、またパラグアイ特有の文化であるテレレについては別の記事で紹介しました。

今回はマテ・テレレの作り方、アレンジレシピについてお話しします。
準備するものは以下の通りです。

マテ・テレレの容器(コップ:グアンパ、ストロー:ボンビージャ、水やお湯を入れるボトル)

マテ茶葉

オプションでyuyoやフレーバーとなるもの

お湯または冷たい水

グアンパの6~8分目ほどまで茶葉を入れる

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マテ茶の今後を考えてみる①

マテ茶の今後を考えてみる①

マテ茶の文化やパラグアイで親しまれている飲み方について、紹介しました。近年のマテ茶事情について感じていることを書いていこうと思います。

マテ茶の文化を変えた、変えるものとしては①新型コロナウイルスの感染拡大②コーヒー文化の広まりが大きいと感じています。
パンデミア前はマテ、テレレともに回し飲みの文化でした。グループの中で若者(下っ端)が準備し、皆で話しながら飲むというコミュニケーションにおいても

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日系移住地 ピラポ

日系移住地 ピラポ

日本から飛行機で39時間、真裏に位置する
パラグアイにピラポという町がある。
ピラポとはパラグアイのグアラニー語で、魚がたくさんという意味だ。

パラグアイには日系の移住地がいくつかある。
ピラポはそのうちのひとつで、アルゼンチンに近いイタプア県にある。

日系の移住地で初めて行ったのがピラポだった。
パラグアイの移動は基本陸路だ。
大きな都市間は高速バスが走っていて、結構快適🚌
バスによっては

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