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DI=学びの個別化

アメリカの教育を語る上で、DIがなんども出てくるので分けてページを作ることにしました。

Differentiated Instruction(個別化教授法)

DIとは生徒一人一人の学びのペースに合わせたタスクを与えることで、生徒が自分のペースで学習が進められるような考えです。

個別化された(Differentiated) クラスでは、どの学びのレベルの生徒でも取り組むことができる内容が用意されています。もちろん一緒に取り組むこともありますが、能力の低い生徒がタスクAをしている時に、能力の高い生徒はタスクCをするようなクラス作りを目指しているのです。

また、Scaffoldig (足場作り)といって教師は、生徒が用意した梯子を上っていけるようなイメージで、様々なタスクを用意し、生徒が自分のペースで能力を上げていくようデザインすることを目的としています。

つまり、アメリカの教室では一人一人の学びのペースやレベルが違って当たり前なのです。

それによってクラス全体の理解度を把握できなくなった話は以下に書きました。

学びの多様化、分かるけど、実際どうやったらいいんだろう?っていうのは次の宿題。

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