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誇りに思ってほしい

今週は大学入試共通テストだったみたいですね。
受験生のみなさん、ひとまずお疲れさまでした。

連日、Twitterで試験問題に関するツイートがトレンドに上がっているのをみて、懐かしい気持ちになりました。私は本番に弱いタイプで、当時散々な結果だったのを覚えています。1年頑張ってもこんなもんしかできなかった…と失望しました。そしてその日に母と姉とお疲れ様会で、しゃぶ葉を食べに行ったのもなぜか覚えています。
さらに今まで蓄積された疲労が爆発したのか、次の日に発熱し、日曜日でかかりつけのお医者さんもやってなくて、仕方なく地元ではあまり評判のよくないお医者さんに診てもらって、案の定誤診を受けました。次の日にちゃんとかかりつけ医に診てもらったらインフルという結果。
しばらく勉強ができなくて、布団の中でとにかく単語帳をひらいて気を紛らわしていました。

センター試験でここまで散々な目に遭うと、吹っ切れてしまいました。
もちろんそれまで逃げたくなる日もあって、専門学校への進学に転換しようかと本気で考えた時期もあったけど、なんとか踏ん張って逃げずにここまできた。あとは最後まで突っ走るだけだって。
だから本番が近づけば近づくほど、わくわくした気持ちの方が大きかった気がします。ここまで頑張れた自分を誇りに思えたというか、どんな結果であれ努力した経験が自信になったと、この時すでにもう思えるくらいには頑張れたなと。


ひと月頑張れるって実はすごいこと。
ひと月頑張れると1年頑張れる。
1年頑張れる人は一生頑張れる。

林修先生の言葉より


私自身の受験は望み通りの結果ではなかったけれど、間違いなく自分にとって大きな経験だったと胸を張って言えます。今改めてこの言葉を振り返っても、あ~私は一生頑張れる人間なんだって思えます。

受験生だけでなく、何かを頑張ってるすべての人が自分を誇ってほしいなって思います。




受験の話で思い出したことがあります。
先月、地元に帰った際に元バイト先の後輩とご飯に行った時のお話です。

「夢を持ってる人がいいです!だからこの年で働き始めるとかあんまり…って思っちゃいます(苦笑)」

5歳年下の高校3年生の彼女と、理想の人について語っていたとき彼女はそんなふうなことを言いました。
今年、彼女は受験生で推薦で看護科への大学進学が決まっていました。そんな彼女にとって、大学受験や進学は当たり前に進める道であったのだと思います。
そして、それが彼女の周りの人間にとっても当たり前にできること、それ以外の選択肢を選ぶ人は珍しいことだと彼女は思っているのだと思います。

でもね、みんながみんなそうではないんだよ
夢というものを、あえて見ないようにしてる人だっているんだよ

って彼女に教えてあげたかったけど、言えませんでした。
現実的な問題から目を背けないために夢を見ないようにしている。
夢みたいなキラキラしたものに嫌悪感を抱いてる人だっている。

彼女にとっては夢を見ることは当たり前で、夢を追いかけられる環境であることも当たり前なのだと思う。そして、その当たり前を誰もが享受できていると思っている。

私はその現実がとても悲しかった。
彼女にこの現実を教えたとて、何が変わるだろう。
どう受け止めるだろう。自分には関係のないことだと思ってしまうのだろうか。現に、そう思っている人は彼女以外にもたくさんいる。
彼女だけに私が抱いている違和感や嫌悪感を押し付けるわけにはいかなかった。


だからこそ、私はこう思います。
当たり前に享受してきた環境や道は人それぞれ違う。
常にそれを心に留めて人と向き合いたい、と。




あっという間に休日が終わってしまいました。
特に何もしていない休日の方が、終わるのがはやく感じるのはなんでなんだろう。

最近、読書のモチベーションがなくてまったく読めていません。そういうときもあるのかなとは思いつつも、唯一の趣味に気が向かないのは少し悲しいです。
はやくモチベーション戻したいな。


正月休みが明けても、すぐに3連休があったりしましたが、明日からはこれまで通りフル労働が始まります。少し気が重いけど、今年は祝日が休日と重なってない日が多いみたいなので、来る連休を楽しみに頑張りたいと思います。



受験生のみなさんはしっかり心と体を休めてくださいね。最後まで悔いなく走り切れるように願っています。




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