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自分のエネルギータンクの限界を知る休職2ヶ月前半



うつ病で休職して1ヶ月経った頃、
人に会いすぎてエネルギーを使い果たし、2回目のダウンを迎えたわたしは、本格的な寝たきり生活に突入してしまいました。


ベットから起き上がれない。
ご飯も食べられない。
だから薬も飲めない。
お風呂にも行けない。
寝ても延々と悪夢を見させられ、
すぐ目が覚めるので寝た気がしない。
早朝に目が覚めたところで、何にもできず、何にもする気も起きない。
一日中ベットでひまで無…

という、負のループ…




唯一起き上がれるのは、トイレに行く時だけ。

というわけで、一人暮らしのわたしはトイレとともに身体を起こし、ここぞとばかりにごはんやら洗濯やら、生活必需行為をガーッと済ませ、バタッとベットに突っ伏すことによって細々と生きながらえていました。

トイレ、ありがとう。
人間の本能、ありがとう。


わたしはこのトイレに頼りきった一連の対策を


「尿意を止めるな」


(カメトメのパロディです。「にょいとめ」とよんでいました。ご飯中の皆様ごめんなさい)

と名付け、
白湯をガブガブ飲んで愉快に乗り越えようとがんばっていました。

いや、すいません割と今もそうです😭

にょいとめって…笑





頭には頭痛を抑えるための冷えピタ。
背中には筋肉痛を和らげるためのカイロを貼り、毎日死に物狂いで生きました。

もちろんそんなもの気休めでしかないのですが…
鍼の先生には「その対処、東洋医学的にはめっちゃ合ってるよ!ナイス〜!」と言われました。



そんなわたしの死人ぶりを見た心療内科の先生は、

「今あなたは、エネルギーが全然ない状態なのね。
充電しても、空っぽ同然くらいに皆無なの。
だから、頑張りすぎは禁物。
寝て翌日も疲れていたら、それは"がんばりすぎ"ということで、
よく休むことが大事だよ」

とわたしに告げ、

"薬増量"という新たな作戦に出ました。


つづく…

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