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桃子、本当はか弱い女の子なの。

てめぇは正気か?という話である。

いくら世を忍ぶ仮の姿とはいえ、デンジャー戦隊の一員としてストロンガー桃子(ピンク)を名乗るくせに、か弱いとはどういう了見だ、ということである。

しかしだ。これは紛れもない事実である。
真実はいつも1つ!とコナンくんは20年以上前から叫び続けているが、私自身の真実も1つ。

大して身体は丈夫でない。

ということだ。

正直びっくりするぐらい、体力とは無縁な気がする。

トレーニングしすぎて風邪をひく

とか普通にやらかす。
昔はこう見えて持久走が得意だったため、体力テストではそこだけピカイチ。
踏み台昇降をさせれば、全くブレない心拍数を叩き出すほど強かったのだが、
(※踏み台昇降はたしか運動前心拍数と運動後心拍数を測定し、比較するやつ…かと思いきや全然違ったので、各自お調べ下さい。ただ、踏み台昇降の成績は良好だったことを、ここに記しておきます)

そんな持久力も使わなければ低下するし、逆上がりに至ってはついぞできた試しがない。
反復横跳びを今やれば捻挫は必須だし、ジグザグドリブルはきっと転ぶ。
それでも保っているのは適正体重くらいだが、筋肉量は確実に減少し、その代わりに脂肪が増えた。さらに骨も脆くなっているに違いない。

とにかくダメダメなおばさんなのだ。
貯筋、なんて言葉はあるけど、多分貯筋は使い果たした。10年前まで続けていたバレエの筋肉も底をつき、リングフィットは風邪をひくからやっていない。
ラジオ体操も疲れてるからやらなくなり、最近は多忙すぎて

2キロ痩せた。

全くもって嬉しくないダイエットである。
心労から飯が受け付けなくなり、しばらく1.5食くらいで過ごしていた。しかも1回の食事量も半減。それってつまり

0.75食

じゃないか。
そんな生活をしばらく続け2週間で2キロ(体重の5パー)も減った。逆にその程度の減りで済み驚く。基礎代謝の減り方に年齢を感じた。
そしてこういった体重の減り方は

大変よろしくない!

とかかりつけ医から断言された。
今は春なのに寒くて仕方がない。そして油断すると腹痛も起こすようになった。
特に足を冷やすと危険なことになる。

さらにだ!
女性なら共感していただけると思いますが

カンジダになった。

あれねー、地味に痒いんですよね。
ちなみに私は罹りやすいたちなので、基本的に性交渉ですぐなる。(今回は違う)
初めて彼氏ができた頃なんて、それこそ半年は病院にかかり続けた。そこで言われたのは

治らない人はずっと治らないから

と、救いのない一言。
ただ、治らないとはいっても、いつかは自身の免疫で症状が治る、もしくは菌が検出されても症状が出なくなったりするらしい。
そうすればしめたもの?なので放置してよい(多分)
あとは治るコツ(?)とか、自分で分かるようになりますしね。
私は綿のパンツを履くのが1番なので、そうします。悩んでいるかた、お試しを。
とにかく体が弱ってる時になりやすい病気なんでね、みなさん気をつけて。

満身創痍のなか、3回目のワクチンを打った。
注射自体はあまり痛くなかったけど、30分くらい経ったころから、なんとなく打った腕が既にだるくて驚いた。

3回目は副反応ヤバい!

とたくさんの人に言われたが、今現在全くヤバいことになってない自分がいる。
飯を食うとなぜか注射した腕が痛くなる不思議。
症状はそれくらいで、ひたすら平熱で元気である。だから昨晩も夫婦で夜なべして、子ども用品の名前書きをしたほどだ。
すっかり目が冴えて腕も痛くなって、深夜2時過ぎまで眠れなくなったけど。

そのことを友人にはなすと

強っ!😂

と言われた。
何が強いのかさっぱり分からないが、

私が最強故に副反応が出ない

という意味らしい。
でも現段階の研究結果によると(ソースは載せないのであしからずです)副反応が出る人ほど抗体が沢山できる傾向があるようなので、そういう意味では

私は弱い

のである。なんてこった。

そんなわけで今日は一日ダラダラします。
今朝から急に切れ痔みたいになってお尻が痛かったから、もう全力で労らねばならない。
腸もこんな時に最強なやつ精製するなよと思った。


私は弱いから知っている。
何が辛くて何が痛いのか。
同じ努力をしても君らと同じ舞台には立てないこと。土俵すら上がれないこと。
そこから見た景色でひとつ理解したのは、辛さは思いやりに変えた方がマシと言うことだ。

先日のニュースで、こうのとりのゆりかごに預けられた子が、18歳になったと知った。
彼のことは覚えている。
こうのとりのゆりかごは赤ちゃんのために作られたものだったが、そこにいたのは3歳くらいの男の子だったと、当時とても話題になった。
そんな彼が堂々とメディアに出るなんて思いもよらなかったけど、元気に幸せに生きているのは嬉しいことだ。

赤ちゃんが亡くなるのは悲しいこと辛いこと。
それがよく分かっているから、あの場所は存在する。
本当の弱さを、辛さを知っている者がいるから、あの場所は存在し続ける。

本当に強い人は、弱さを知る人。
ありきたりだけど、あの少年を見ながら、それが真理だと思うのだった。

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