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人生フラフラロンドン日記 ~Week 34~

ロンドンに来てから34週間が経過。コートを着たり、まだまだスウェットで大丈夫だったりと、すっかり季節に振り回されている。だけど10月になったばかりなのに気持ちは既にクリスマス前。クリスマスソングばかり聞いているからだろうか。年末に予定している一時帰国は当初、予定が何も無くて何をしようかと思っていたが、年末が近づくに連れて、友人からの連絡が沢山あって嬉しい限り。それなりに充実した帰省になりそう。会いたい人達に会える帰省になるといいな。帰国をスムーズにするためにワクチン3回目を打つか迷っている。

最近は夕方の色が白みがかったオレンジ色になってきて、何となく冬の近さを感じています。

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Mikkeller(ミッケラー)というパブに行った。ミッケラーはデンマーク発の特定の醸造所を持たない「ファントムマイクロブルワリー」、世界中でオリジナルビールを醸造しているらしい。調べるとその名を冠したお店は日本の神田にもあった。ロンドンには2店舗、どちらもとても居心地の良い場所だった。コースターのデザインも可愛い。誰か遊びに来たら我が物顔で連れて行こうと思います。イギリスにいる間にもう少しビールに詳しくなりたい。

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石切りにハマっている。発端は今夏サマソニのために来日していたbeabadoobeeのインタビュー。このサウスバンクという川沿いのエリアは自宅から徒歩30分ほどでよく散歩に行くエリアだ。干潮時には砂浜も現れるので、夕方は川辺まで降りて歩いている人もたびたび見かける。

beabadoobee:サウスバンクというエリアも大好きでよくボーイフレンドと行ってるんだけど、そこもクラブがたくさんあるし、テムズ川がとってもきれいなので、そこで石投げをよくやっているんだ。

beabadoobeeとラブリーサマーちゃん、同世代の2人が好きな音楽について語り合う

「テムズ川がとってもきれいなので」という言葉には未だに疑問を抱いているが、この石切りがやってみると案外楽しい。初回は3回が最大だったが、練習しているうちに7回まで記録が伸びた。世界記録は88回らしい。果てしない。あと全身運動なのか筋肉痛が凄まじい。週末には1時間半も石を投げていた。石切りフレンズを募集しています。

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いよいよThe 1975の新譜がリリースされる。待ち遠しくてたまらない。前作はリリースが延びたということもあったけど、今作はリリースされることが思った以上に実感がない。帰り道に新譜の広告を見つけた。ロンドンは色々なアーティストの広告を見つけられるから、そこも歩いていて楽しいポイントの1つだ。先行カットでリリースされる曲の全てが素晴らしかった。あまり「熱狂的なファン」ではいたくないのだけども、側から見れば充分にそうなのかもしれない。

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名前が思い出せない友人達がいる。その時点で友人なのか怪しいが、確かにある日は仲の良かった人。「あっ、これが最後の日なんだろうな」と思ったら本当に自然消滅のように会わなくなった人や、喧嘩別れのように会えなくなった人など様々だ。彼ら彼女らは僕の名前を覚えているのだろうか。逆にお終いかと思ったら、ひょんなことで再会する人もいる。会えなくなると過去が取り残されているような気がするけど、ちゃんと今に繋がっているはずだと思いたい。僕は「好きな人の好きなものを好きになる癖」があるのだけど、今の僕の好きなものは、そんな人たちの好きなものでも形成されていて、過去があるから今があるのかなと考えていた。だから後悔があっても、どんな人も恨まずに生きていたいし、良いことがあるように願っていたい。イギリス生活はまだまだ続く。

Japanese Rice Lagerは何故かトマトの味がした

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