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人生フラフラロンドン日記 ~Week 48~

ロンドンに来てから48週間が経過。帰国してから早々と1週間が経った。とはいえまだ1週間しか経っていないのかという気持ちもある。ロンドンで過ごしていることに慣れてしまっているのか、すっかり日本で過ごした年末年始は遠い昔に感じる。ロンドンは相変わらずの曇りと曇りと雨の日々。だからたまに晴れるととても嬉しいし、雨だとしても最近は楽しくなってきた。東京は春のように暖かいらしいですがどうですか?

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1.

12日は待ちに待っていたThe 1975のロンドン公演。結論だけ書けば「At Their Very Best」というツアータイトルの文字通り、2023年を代表するような完璧なエンターテインメントだったと思う。新譜を中心に進むストーリチックな前半に、ダンスチューンの連続だった後半。何よりスペシャルゲストとして呼び出されたTaylor Swiftには思わず笑ってしまった。それを合間に、再登場したThe 1975が後半一発目に鳴らした「If You’re Too Shy (Let Me Know)」ほど分かり易い盛り上がりもなかった。そりゃこの演出で盛り上がらないわけないけどさ。それにしても熱気というのはこんなにも目で見て分かるのかと思った夜だった。1月にして2023年のハイライトと言っても間違いはない気がする。1stからすっかり10年、後半の衣装が初期の彼らを意識したかのように全員が黒一色だったと事も良かった。Oasisもアクモンも、日本で言うならナンバガもエルレも、好きになった時には終わっていた僕にとって、彼らはリアルタイムのスーパーヒーローバンド。

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2.

日本人のロンドン日本食事情。把握してる限り日本スーパー(アジアンというより日本製品が主体)は4つ。自分はSohoにある「らいすわいん」や「Japan Centre」を普段使いしているが、所用で西に行く機会があったので初めて「Natural Natural」に立ち寄った。品揃えや雰囲気は他の日本スーパーと変わらないが、普通にお弁当やおにぎりが売っているのには驚いた。チキン南蛮弁当を食べて、チキン南蛮より付け合わせのひじき、ポテサラ、漬物に感動。日本食に恋しくなったらWasabi(ロンドン中にあるなんちゃって日本食コンビニ)よりも良いかもしれない。ただ西だから遠いんだよな…。

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3.

華金はShacklewellに。本当は友人に誘われてWindmillへO.を観に行くつもりだったが、友人がまさかのチケットの買い忘れ。僕は先に買っていたのでチケットを譲り、何かしらイベントが無いかな〜と探していた。ロンドンは毎日何かしらのフリーイベントがやっている。だからこういう日はありがたい。案の定、前回観てカッコ良かった3ピースダンスロックバンド、Regressive Leftのイベントがあった。23時スタートということに余裕を持ちすぎて、遅刻気味にせかせかと東のShacklewellに。到着して気付いたが、今日はライブでは無く彼らが回すDJイベントだった。まあそれでも華金は大きな音で音楽を聴くことに意味がある。夜中の1時過ぎにそそくさと退散。Shacklewellのあるダルストン近辺はクラブもバーも多いのか、夜中でも人で賑やかな街だった。華金なので自宅まで2時間ほど歩いて帰宅。

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何だか消化不良のような週だった。新年から動き出したい気持ちと体が反対運動しているかのようなムズムズとした気持ち。誰かに関心ばかり惹かれてしまって自分のことが疎かになっていた。とりあえず気を引き締めてやることやる週にしたい。ストレッチもするし、ゆっくり歩く。小さな目標を1つ1つこなして行く。来月でイギリスに来て1年になる。その時にはそれなりに頑張ってると自分で満足したい。2023年はまだまだ始まったばかり。イギリス生活はまだまだ続く。

たまにはコテコテなイギリス飯が食べたくなる

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