見出し画像

人生フラフラロンドン日記 ~Week 32~

ロンドンに来てから32週間が経過。ロンドンは相変わらず寒くて犬が多いです。いきなり日本の話になるけども、僕が愛してやまない東京ヤクルトスワローズがセリーグ連覇を果たしました! 後半の失速とベイスターズの追い上げから、少し雲行きが怪しくなっていたけど、なんとか無事にホームで優勝を決めることができたことが本当に嬉しい。ハイライトの映像でしか見られていないが、ライアンの息詰まる投手戦やルーキー丸山くんのサヨナラタイムリーに画面の向こうで手を挙げた。最後のヒットは2015年の優勝を決めた試合でサヨナラを打った雄平を少し思い出してホロリと来てしまった。ちょろいので丸山くんのユニ欲しくなっています。バレのイメージが強い背番号4を丸山くんが背負っていくんだな〜と再実感。

去年は月2、3回の頻度で通っていた神宮も、今年はロンドンにいたこともあって1度も行くことが出来なくて寂しい。だからその分、次に行ける日が本当に待ち遠しい。外苑前駅の出口を出た瞬間、コンコースを抜けて球場が見えた瞬間のワクワクはきっと変わらないはずだから。本当に心許ない海外生活の心の支えになっています。好きなチームがあることや、好きな選手たちの躍動する姿にはいつも勇気をもらってます。本当にめでたいな。このまま日本一も連覇まで突き進んで欲しい限り!

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

月曜から友達を引っ捕まえて夜ご飯を食べて、解散すっか〜って時に、ノリでプリムローズに向かって丘に登った。あの丘、週末は騒音被害で夜間は閉鎖されているらしい。平日は夜でも開放されているらしいということで恐る恐る向かったけど、22時過ぎても人が沢山いて安心だった。夜景も綺麗で良い。やっぱりこうやってロンドンを眺めると、ロンドンはビルが少ないんだなと感じる。頂上は厳つめのアフリカ系の人が爆音でヒップホップを流していたけど、警察がパトロールに来るたびに音量を小さくしていて可愛かった。絶対マイルドヤンキー。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

tricotのロンドン公演に行った。ロンドンで日本のバンドを観るのは初めて。元々は4月の予定だったけど、パンデミックとか色々あって結果9月に。ソールドアウトしていたことだったり、予想以上に盛り上がっていたりと、tricotの海外人気を感じた。あと言わずもがな、めちゃくちゃに演奏が上手い。ドラムの吉田さんの安定感と技術と音が本当に凄まじかった。こっちで見たドラムの中で一番テクニカルな人だった。ロンドンには雰囲気を作るのが上手いバンドは沢山いるけども、tricotはきっちりとテクニックに裏付けされていると思う。もし4月に観ていたら感じ取り方は違ったのかなとか思ったりもする。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

長らく存在は知っていたけども、行ったことはなかったTate Modernに行った。やっぱりこの規模の美術館が無料なのは凄い国だ。分かんないね〜と言ってるカップルを眺めながら分かんね〜と自分も横をすり抜けていた。デュシャンの泉のレプリカとかを観ました。教科書で見たことあるやつだという薄っぺらい感想を持った。駆け足で回ってしまったので、今度はもっとちゃんと時間がある時に行きたい。広くて全て回れなかった。期間が終わる前に開催中の草間彌生エキシビションも行きたいな。最近はあの川沿いの道をよく歩いてる。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

自分の粗相で連絡が取れなくなってしまった大切な人がいる。僕はその人に突き放されてしまって、自分だけが地獄にいるように感じていたけど、僕には僕の、相手には相手の地獄があることを見て見ぬ振りしていたんだと思う。その人をどうにか頭の中で悪者にしようとしていたけど、自分にとって本当に大切なことにずっと変わりなかった。未だにその人が悲しい目に遭ってないかとても心配で、街に出れば話したいことばかり見つけてしまう。もう連絡も取れなくなってしまったし、会ってもくれないかもしれない。それでもまた会ってもらえたのなら、その時にはちゃんと謝って感謝して、自分の気持ちを伝えなきゃと思う。どんな結果であったとしても、自分に後悔しないようにもっと素敵な人になって会いに行かないと。どれだけ嫌われてしまっても素直でいたい。一時帰国まであと80日ちょっとぐらい。イギリス生活はまだまだ続く。

謎のハンバーガー屋、美味しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?