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人生フラフラロンドン日記 ~Week 75~
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ロンドンに来てから75週間が経過。文中ではまだまだ7月も中旬。どれだけ日記を溜めているんだ…。謎のお気持ち表明まとめはリアルタイムじゃないので、追いつくまではお休みです。
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1.
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待ちに待ちわびてた夏フェス、Junction 2 Festival! 心配してた天気も曇り空ながらもなんとか持ってくれているよう。早々と友人たちと合流し会場へ。待ちわび過ぎててこのはしゃぎっぷり。友達との落差がすごい。金曜、土曜という2days開催で自分が行ったのは金曜日だったけど、会場にはもう普通に人がいて驚いた。なぜロンドンの人はみんな平日でも普通にフェスにいるのか。
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ステージも森の中や高架線の下だったりと野外レイヴ感があって面白い。各ステージ間、10分ほどで移動できるのだからグラストに比べれば非常に快適なフェスだった。普段クラブで会う友人たちと野外フェスで会えるのはやっぱり面白い。高揚感に押されてか時間はあっという間にトリの時間帯へと過ぎてった。
Underworld、輝いてました pic.twitter.com/maLd5hxrG7
— Kaede Hayashi (@_mam_e) July 21, 2023
メインステージのトリは1日目ヘッドライナーのUnderworld。音楽もいいけど贔屓目なしに年齢を全く感じないパフォーマンスで驚いた。以前BC,NRのライブでたまたま隣になったカール・ハイド。その時の娘のタイラーを眺める姿は年相応のお父さんという感じだったが、いざステージで観た彼は若々しくて別人のようだった。歌いながら踊ってこれで66才なのはおかしいだろ…。少し聴いてからJeff Millsを観に行ったがこっちも60才。みんな元気ねえ…。
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終演が予想以上に寂しく、これは踊って晴らすしかないとしっかりアフターパーティーまで行ってきた。公式のではないけどHackney WickのNight TaleでやっていたPablo BozziとBoys Noizeの2マンセット。時間が間に合わなかったのでチケットをちゃんと買ったが、Early Birdだったらフリーだったという謎イベントぶり。相変わらずPablo BozziのDJダイスキ〜となってました。
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2.
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昨年ぶりのVisions Festival。Junctionの翌日だったこっちは生憎の雨模様。でも室内型のサーキットフェスティバルなので問題なし。昨年はBC,NRのインタビューが決まって、その前にライブを観ておきたいと急いでチケットを買ったものだったが、当時は最悪な出来事だらけで内心ズタボロのまま行ったのを覚えている。1年間よく生き延びた。
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しかし今年もVisions恒例のドッグ・ショーには行けずショック。犬を審査する面々が馴染みのアーティストなのが面白い。今年はblack midiのキャメロンやロレイン・ジェームス、Katy J. Pearsonだった。KatyしかVisions出てないやんけ!
Porchlight、何度観てもはちゃめちゃ具合が本当に好き、カッケ~⚡️⚡️ pic.twitter.com/EWBAIzJEB9
— Kaede Hayashi (@_mam_e) July 22, 2023
ライブは久しぶりのPorchlightでスタート。イギリスに来てから初めて好きになったバンドはやっぱりいつ観てもカッコいい。しばらく見ない間にガッチャガチャのカオス具合がより研ぎ澄まされているようだった。このヤンチャさが相変わらず魅力的。
Visions Festival大トリはSpiritualized。教会で観たのも相まって昇天、宇宙でした pic.twitter.com/aEH9A5MJTP
— Kaede Hayashi (@_mam_e) July 23, 2023
やはり1年間で知ってるアーティストが増えたなと思う。昨年は正直digったりしている心の余裕が全くなかった。人は落ち込むと音楽が聴けなくなるのは本当だ。というか聴こえなくなるほうが近い。今年の大トリはSpiritualized。ジャンルとしてスペース・ロックってなんなんだと思っていたが、一聴してすぐさま理解した。教会というロケーションも相まって、音は包み込むように響き、彼の鳴らす音楽特有の浮遊感と全てを許すようなメロディーはまさに宇宙! これはもうスペース・ロックでいいです。今年も大満足のVisions Festival。ただ相変わらず教会ステージが異様にサウナなので空調問題どうにかしてください!!!
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3.
今週のライブ・パーティーまとめ。
フェスはフェスで一大イベントなので分けました。
Wide AwakeぶりのMary In The Junkyardを観ました。今週末のPavementやDry Creaningらが名を連ねるBluedot fesに出演予定。結成してまだ1年だけどグングンです pic.twitter.com/iv6x53lQtb
— Kaede Hayashi (@_mam_e) July 19, 2023
ShacklewellでMary In The Junkyard。素人目にも観るたびに演奏がカチカチになっていく感じが気持ちいい。彼女たちを観ていると、いわゆるサウスロンドン・シーンの世代交代の最前線に立っているような気持ちになる。ただどんなに新しい世代が出てきても、前世代のアーティストたちがオールドファッションにならず、またとんでもない音楽を携えてやってきたりするから、相変わらず面白いシーンなんだよなあ。
Men I Trust、浄化されました pic.twitter.com/45RnTcRVJI
— Kaede Hayashi (@_mam_e) July 20, 2023
TroxyでMen I Trust。もう浄化の一言に尽きる。バンドメンバー全員が上手い。ローファイでミニマルな演奏だからこそテクニックがキラリと光る。特に「Oncle Jazz」からのメドレーは昇天するほど気持ち良かった。思わずトートバッグと同じ顔で写真が撮りたくなるほどの満足感だった。以前LSD XOXOの時に間違えて話しかけてきた女の子を再び見かけ、彼女とは好きなクラブの日曜イベントでそのうち仲良くなるのだが、それはまだ先の話。
昨日はGIANT STEPSに遊びに行きました。最近テクノばかりだったからたまにはこういうパーティーも良いな pic.twitter.com/cJl5jNwxsu
— Kaede Hayashi (@_mam_e) July 24, 2023
久しぶりのGIANT STEPS。ハードテクノばかり踊りに行っているのでたまにはこういう日もいいですね。相変わらずThe Bathは家に大きい観葉植物を持ってそうな人しかいないな…。
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ロンドン二郎、最高でした
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