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人生フラフラロンドン日記 ~Week 10~

ロンドンに来てから10週間が経過。アメリカでは野外音楽フェスティバルのCoachellaが開催されていて盛り上がってました。Youtubeの配信もあったからこそ中継を見ていた人も多いのでは。宇多田ヒカルがスポット的に出演するとかで日本でも盛り上がっていた。常々イギリスの時差って中途半端だなと思う。Coachellaの配信見ようにもこっちは夜中。日本とCoachellaの時差は16時間だから12時間とプラス4時間と考えると大分スッキリしているけど、日本とイギリスの8時間は何か不便に感じる。まだサマータイム前の9時間の方がスッキリしていた。夜遅くまで明るいのは良いことだけどね。そんなこんなで配信は翌朝にガバガバ観てワハハ盛り上がってました。いつか行きたいな。

この日記も第10回になるんだけど「日記だしもっとラフな感じでいっかー」となったので今週からはこんな文体の予定。あと90回ぐらい更新予定があると思いますのでこれからもご贔屓に。

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到着した2月は寂しかった街路樹もすっかり緑豊かになりました。気温がまだまだ寒いのに街路樹だけ勝手に夏で訳がわからないぜマジで。ロンドンの街路樹、着いた時から謎だったんだけどマリモみたいなのがぶら下がってるんですよね。写真じゃわかりづらいかもだけど茶色の球体。「ロンドン 街路樹 実」とかで調べていたらプラタナスという情報が出て来た。何でも大気の汚れの85%も浄化するらしい。それもあって産業革命時にめちゃくちゃ植えられたみたいです。最近、夏目漱石のロンドン手記みたいなのが気になって調べてたけどそこにも「ロンドン煙ヤバ過ぎる。痰を吐いたら真っ黒なんだが」みたいな記述があったみたい。そんなこんなで今生えてるプラタナス達は大気汚染バトルに打ち勝ってきたわけなんですね~。

3月初めくらい

第一印象は「おとぎ話の魔女の家とかこんな感じの木が生えてる」だったけど緑が茂ると異国感があって良いなと思います。そんなこんなでその内、夏目漱石の史跡巡りとかしたい。夏目漱石全然知らんけど。

前に桜みたいと書いていた家の前のアーモンドの木もすっかり緑に。葉アーモンド、葉アーです。

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4月23日はSt. George’s Day。先々週はシク教のお祭りをしていたトラファルガー広場がお祭りみたいになっていました。キリスト教の聖人、聖ジョージさんの記念日。「退治したドラゴンの血が赤いバラに変わった」なんて逸話がある彼は別にイギリスに関わりがある人物じゃないみたいなんだけど、昔の王様がたいそう気に入って騎士団のシンボルマークにしたりとイングランドの守護聖人に認定。ユニオンジャックを構成するイングランドの赤と白の旗、あれはセントジョージクロスというそう。出店が並んだり、ライブをしていたりと盛り上がっていました。先々週もそうだったけど広場に入るのに毎回荷物検査があるのはやっぱりテロとかが起きる可能性があるからなんだろうなって思う。(規模感的には日比谷公園とかのお祭りと変わりません)
昔は盛大にこの日を祝っていたみたいだけど徐々に衰退していって今は別に祝日ではないっていうのが少し不憫だ。聖ジョージ、又の名を聖ゲオルギオスっていうのはちょっとカッコ良すぎる気がする。

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先週で次の誕生日まで1ヶ月を切った。24才をフラフラと過ごしているうちにロンドンにたどり着いて、いよいよ25才を迎えようとしている。ともかく実感が無い。ここ最近は自分が23か24か分からなくなって、「自分の歳が分からなくなるなんて大人になったんだな〜」とかしみじみ思っていたら25才が目前で震えてしまうね。僕のビザの有効期限は2年間。2年っていうのは大体100週間ちょっとなので先週でその10分の1と思うと大分キリがいいなと思う。案外早いのかもしれない。でも何もしなければただただ時間は過ぎていくばかり。なりたい姿は沢山あるから動いていなきゃいけないな。とりあえず先週から始めたHIITストレッチの筋肉痛が4日経っても取れません。イギリス生活はまだまだ続く。

日曜日にカレーを食べるという習慣はまだ続けています。ラム。

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