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“風の時代”って何なんw人間関係や働き方、社会のあり方が変化していく

「風の時代」という言葉をよく知らなくても、働き方や人との関わり方が大きく変化した時代の流れを身に染みて感じている人も多いと思います。

AIやロボットの進化も著しく、変化の早いこの時代をどう生きていったら良いのでしょうか?

これからの道に迷っている人、不安な人、なにか新しいことを始めてみようとウズウズした気持ちを抱えている人。今までと違う「何か」を感じている人はぜひお読みください。

◆風の時代とは

西洋占星術では、木星と土星が約20年に一度大接近する「グレートコンジャクション」という事象があります。

木星(拡大・開放・成長などがキーワード。幸運の星ともいわれる。)
土星(安定・社会的地位・規律などがキーワード。試練の星ともいわれる。)

このような相反する特徴をもつ2つの惑星が大接近することを「グレートコンジャクション」といいます。

相反する力がぶつかり合う事で、世の中は一旦今までの形態が崩れ、その後解放が起きて再び新たな形態が作られる、ということが起きやすくなります。

土星のわっかは99%以上が氷のかたまりらしい

そして、このグレートコンジャクションは約200年ごとにエレメントを変える特徴があります。

西洋占星術では12星座を
・火(牡羊座・獅子座・射手座)
・地(牡牛座・乙女座・山羊座)
・風(双子座・天秤座・水瓶座)
・水(蟹座・蠍座・魚座)
以上の4つの元素(エレメント)に分けて考えます。

各エレメントはそれぞれ以下の異なる性質・特徴をもっています。

・火→直観・行動・瞬発力など
・地→安定・基盤・物質・現実的など
・風→知性・情報・コミュニケーションなど
・水→感情・精神・繊細・共感能力など

グレートコンジャンクションが、2020年12月以前の約200年間は「地」の星座で起きていました。

ところが2020年12月22日、グレートコンジャクションが約200年ぶりに水瓶座=風の星座で起きたことで「風の時代」に突入し、時代の転換期を迎えたというわけです。

◆今までは土(地)の時代

今までは「土の時代」でした。土の時代の特徴を端的にいうと、エレメントの特徴にある通り「物質主義」ということです。
お金を持っている人>持っていない人という構図の時代です。

お金持ちになったり、物質的に豊かなくらしをすることが世間の理想とされ、皆それを目指してきました。そして日本では多くの人がそれらを手に入れ、安定した生活基盤を作ることができたのです。

もしろん物質的豊かさを得られたことは素晴らしいことです。しかしこの価値観は崩れてきており、必ずしも「物質的豊かさ=幸せ」とはならない事に皆気づき始めているのではないでしょうか。

◆風の時代はこうなる!

コロナ禍で大きな変化を余儀なくされた世の中ですが、まだまだ風の時代に入ったばかり。これから価値観がもっと変化していきます。

風のエレメントは、知性、情報、コミュニケーション、交流、平等、個人などがキーワードです。これらの特徴が風の時代の価値観にさらに影響を与えていくことになり、個性やコミュニケーションを大切にする時代に本格的に突入していくのです。

人間関係の変化

人間関係は職業や肩書きでの付き合いではなく、価値観を共有できる人、同じ世界を目指す人たち同士での関わりが増えていきそうです。

エネルギー的な話になりますが、活動するジャンルは違えど、似た波動を持ったもの同士が集まってコミュニティを形成していくと考えられます。よりいっそう「類は友をよぶ」という状態を作り出す世の中に変わっていくでしょう。

結婚は、事実婚が増えたり、もっと違う形の家族のあり方が出てくるかもしれませんね。

社会構造・働き方の変化

年功序列神話はとっくに崩壊し、生涯を会社に捧げるという考え方から、自身のスキルを武器にした積極的な転職、副業・複業やフリーランスという働き方が増えてきました。

縦社会から横のつながりの社会へと変化していきます。仕事は会社単位でしていたものから、プロジェクトごとにプロフェッショナルが集まりチームで作り上げていく、という形がスタンダードになっていくでしょう。

また、生産性を追い求める時代が終わり、心を大切にしたコミュニケーションを取れる人、自分の頭で考えて言葉を伝えられる人が重宝される時代になっていくと予想されます。

◆風の時代にあった仕事は?

風の時代へ本格突入する時期に向け、仕事で大きな変化を強いられ、これから先の迷いや不安を感じている人も少なくないはずです。
私たちは時代の大きな変わり目にいったいどのような仕事をし、どのように生きていけばよいのでしょうか?


自分の力で食べていく

これからは組織に守られながら働くというよりも、自分の能力で食べていく力が必要になってきます。個性や個人を重んじる風の時代の影響です。

ライスワークとライフワークの両立

今後ますます私たちの意識に変化が起きていくことは間違いありません。仕事も生きていくためというよりも、自分自身を表現していく方向にシフトしていきます。

しかし、今はまだ風の時代の序章。急に「仕事で自分自身を表現する」と言われてもピンとこないし、何をしたら良いのやら・・・という人もいると思います。そこでおすすめなのが、ライスワークとライフワークの複業です。

・ライスワーク→ご飯を食べるため、生きていくための活動や仕事
・ライフワーク→好きなことや理想を叶えるための活動や仕事

ライスワークとライフワークが同じだという恵まれた人もいますが、多くの人は仕事と、趣味や生きがいは別になっているのではないでしょうか。

ライスワークをしながらライフワークをしていく。趣味や好きなことを生かしたジャンルで、少しずつ仕事をしていくことをおすすめします。

もしかしたらライフワークを本業にするチャンスが来るかもしれませんし、ライスワークの比重を減らすことができるかもしれません。
また、ライフワークをすることで心の充足感をさらに得ることができるはずです。

風の時代にオススメの仕事

「ライスワークで携わっている業界の将来が危ない!」と感じている人は思い切った転職もひとつの手です。フリーランスや個人事業など自分の能力で稼ぐのです。

特にオススメなのは場所や時間にとらわれずにできる仕事で、風の時代らしくフットワーク軽く生きる流れにぴったりです。また、個やコミュニケーションを大切にする時代でもあるので、カウンセラーやコーチなど人に寄り添ってサポートしていく仕事も重宝されるでしょう。

◆ひとつの価値観に固執しない

ここまで風の時代の価値観や世の中に起きるであろう変化を書いてきましたが、注意してほしいのは、風の時代だからこそ柔軟に考えてほしいということです。

「風の時代だから〇〇しなければ!」「風の時代はこうあるべきだ」という考え方は本末転倒です。まずは、「〇〇しなければ」と考えてしまう自分自身を受け止めましょう。そのコリ固まった価値観を手放す時かもしれません。しかし極論を言えば、その価値観を手放すも手放さないも、それさえ自由なのです。

◆終わりに~風の時代を生きる鍵~

風の時代はこの先約200年続くと言われています。今はそのほんの始まりにすぎません。時代の転換の波にうまく乗っていくために、今までのやり方や考え方を見直し、仕事や人間関係に生かしていきましょう。

時代は変わります。それと共に人の価値観や考え方も変わります。自分らしさを大切にしながら、自由な価値観を受け止めるあり方、必要以上に変化を恐れず楽しめる心、そういったスタンスが風の時代を生きる鍵だと言えるでしょう。


【余談】タイトルについて

“風の時代”って何なんw
このタイトルでピンときた人はいるでしょうか?

この記事のタイトルは、藤井風さんが自身の曲“何なん”をYouTubeで解説している動画から拝借させていただきました。

だいぶ前から音楽活動をしていたようですが、彼の考え方や価値観は、この風の時代に出るべくして世に出てきた人だと感じます。

しかも名前が「風」。しかも本名。ステキです☆

こちらぜひ見てくださいね。


お肌も心もゆらぎやすい世代の女性を、文章を通してうるおしたい。そして、妻、母、娘という立場だけでなく「わたし」個人としての幸せも当たり前に望める世の中を目指しています。