初めて気づいた自分の気持ち「私は無条件に愛されたかったんだ」

昨日、エイミーさんさんの
記事を読んで、涙が止まらなかった
「愛ってなんだろう」そんな感情が出てきた。

眠って、夢の中で、
ものすごい感情の渦にのまれて、
泣きながら目が覚めた。

昨日の夜とはまた
別の気持ちが浮かんできた。

「私、無条件に愛されたかったんだんだ」って。

◇　◇　◇

私は、人間関係の中で、
その人の一番になりたいと
思ってしまう所がある。

特に自然体の私を良いと言ってくれたり、
面白いと言って気に入ってくれ人には
その気持ちが強い。

友達や親友の一番になりたい。
何人か友達がいても「かえでが一番」
そう思って欲しかった。

なんでそう思うのか？
考えたことはなくて、
私って随分、嫉妬深いんだなとか、
独占欲が強いんだな。
そんな風にしか考えたことがなかった。

そして、「一番でありたい」
そんな風に考えながら、
人間関係を進めていくのは疲れることだ。

だって、自分の中でも、
２４時間、その友達の事を考えているか、
その友達の事が一番かと問われたら、
答えはNOだ。

そんなことは不可能。
その時々で興味は変わるし、
その時のテンションで
気が合う友達は変わるし、
話題の中でだって、変わっていく。

それでも一番でありたかった。
だから、その人の中で、
私が今どの位置にいるのか、
常に空気を読んでいたし、

最初は楽しかった付き合いも、
その人に好きでいてもらうために、
少しずつ自分を変化させるように
なっていった。

◇　◇　◇

私は、小さい頃は、ちょっと
変わった子供だったのかもしれない。

一人っ子だった私は、
一人で過ごすことが好きだった。

おっとりしていて、内気で怖がりで、
空想にふけったり、
自分の中にもぐっていく作業が好きだった。

褒められた記憶はほとんどない。
直さないといけないこと、
覚えないといけないこと。

できなくて叱られる。
その頃、自分の核である部分も、
受け入れてもらえずに、
直さなければいけなかった。

◇　◇　◇

ずっと無意識だった。気づかなかった。
私は、無条件に愛されたかったんだ。

ちゃんとするとか、直すとかじゃなくて、
条件付きじゃなくて、
そのままの私でいいよ。って
言って欲しかったんだ。

だから、友人の中でも、
恋人の中でも、仕事の人間関係の中でも、
その人の一番になりたかった。

一番って位置は、
無条件で愛してもらえる場所。
きっとそう思っていたんだ。

◇　◇　◇

相手に求めすぎてしまう関係に
私は疲れてしまった。

そして、仕事では、
受け身になってしまって、
やってもやっても、報われなくて、
それにも疲れてしまった。

３月から家で過ごすようになって、
本当に気持ちが楽になった。
ずっと自由になりたかった。
その願いが叶った。

そして、今、
何で一番になりたかったのか？
それがわかって本当に良かった。

そこに気持ちを向けたことが
なかったから、全然気づかなかった。

これからは、一番を求めなくてもいい。
私が私を愛してるから。

人間関係の中に、
過剰に居場所を求めなくてもいい。
私が私を認めたから。

◇　◇　◇

noteが居心地がいいと思ったのは、
自分の世界がきちんと守られているから。

そして、やさしい気持ちで繋がっている。
いいなと思った記事に「スキ」を押したり、
コメントしたり。
その距離感がとても心地いい。

私も、noteでは、
誰かの一番になりたいとは
思わずにすんでいた。

だから、心地いいと感じていたんだ。

私の深く深くに沈んでいた気持ちを、
やっと見つけた気がする。

これがもしかしたら、
一番大きなブロックで
手放すことが必要なもの
だったのかもしれない。

久しぶりに泣いた。涙が止まらなかった。
今じんわりとした気持ちで。
小さな私を抱きしめる。
いつだって、子供の私。

この半年間、
自分の中にバラバラに散らばっていた、
私と言う核を少しずつ繋げていた。

そして、一番大きなピースを見つけた。

条件付きじゃなくて、
そのままの私、私は無条件に愛されたかった。

誰かの一番にならなくても、
私の居場所はあるし、
自分が本当に心から願っていたことを
見つけて、力が抜けて、
いま満たされた。