見出し画像

あぁ、もう丸裸だーっ!と思った今年〜2020年振り返りvol.3〜

言葉にしてないのに、時に自分や相手の心の声が、外側にダダ漏れちゃうことってありませんか?

「今、本当は●●って思ってるでしょ?」と、相手から言われて、
「わっ、バレちゃった。」って。

隠し通せると思ってた心の声が、全開に相手に伝わってしまってる。
「だって、顔にそう書いてあるもん。」とか、
「目がそう言ってるよ。」など。
相手からサラリと言われて。
思わず「・・・・・。」となる。

表情や仕草、声色…
きっと、ニュートラルな状態でなくなってるのかもしれないですよね。

でもね。
そう言うことって、よくあることかなぁ、とも思うんです。

私が今年とっても驚いたのは、自分でも気づいてない、自分の心の声を、
相手の方が逃さずキャッチされ、私にそれを伝えてくれたことでした。


それやり取りは、こんな感じでした。


会社のウィークリーのオンライン会議をしていた時のことです。
会議は通常、zoomで「音声 ON、画面 OFF」で行っているのですが。

ある時、社長からあるテーマについて意見を求められました。
内容についての詳細は忘れてしまったのですが、即答できるようなライトな話題ではなかったのは覚えています。

そうだなぁ。。。
と、思考をフル回転させながら、言葉の一つ一つを慎重に選びつつ、
私の意見をお伝えしたところ。

れいかさん、今ね。
呼吸が、とても浅くなってるね。
きっと、今のは頭で考えて出してくれた答えだよね。
心の方では、本当はどう思ってる?
ちょっと、一度深呼吸してみようか?

と言われたのです。

ん??呼吸???
って思いました。

そこで初めて自分の体に意識を向けてみると、
やはり、胸や喉の方が詰まっている感じで、体もややカチッと硬くなっていました。

言われてみて、自分がそういう状態になってることに気づいたんですね。

そして、
「こう言う風に伝えるのが正解なんだろうな。」
と、思った上で発した言葉だったことに、その時初めて気づきました。

本心を伝えたのではなく、
理屈で出した答えだったんです。

……衝撃でした。
私でさえ気づいてない自分の内側が、社長にはダダ漏れなのだなぁ、って。


そして、いかに自分がこれまで、色々な五感情報を手掛かりに、人とのコミュニケーションをとってきたのか、と言うことにも気付けました。


心の目で、相手を視ることや、
心の耳で、相手の言葉を聴くことって、
そう言うことなんだなぁ、と。
とても大切なことに気づかせてもらえた出来事でした。


また、その出来事があってから、
すっごく楽になった気がしたんですね。
殻がまた一つ破れたような。


どう隠したって、取り繕ったって、バレちゃうしね。
だったらもう剥き出しで、本音で話すってことで、いいかぁ。
もう、丸裸だーっ。
って。思えました。


まさに
Don’t think. Feel.
ってやつですね。

来年からも、心の耳や目の感覚を研ぎ澄ませていきたいなぁと思う歳末でございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?