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『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰』ブックカバーチャレンジ6日目

さぁ、7日間のチャレンジも終了目前となってきました!
それでは本日もブックカバーチャレンジ、参ります。

このチャレンジは、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。
ルールは2つ。
① 本の紹介は表紙画像のアップだけでOK
② 本の紹介と同時に、その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする

6冊目に紹介するのが、『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰』です。

覚悟の磨き方

時代の潮目には、やはりそれをダイナミックに起こす源流のような人物が登場します。そして今日書こうと思っている人物、吉田松陰、いや、吉田松陰先生もまたそんなお一人ではないでしょうか。

言葉の一つ一つに、
”何のためにこの命を使うか” という、30年間という短い生涯を真っ直ぐに生き抜いた覚悟が染み渡っております。

その覚悟が定まっていたからこそ、
後に多くの明治維新の立役者を輩出する松下村塾で熱心にその志や思想を説き、
またある時は武士のような豪胆な行動に彼を駆り立てたのだろうなぁ、と思います。


鎖国状態にあった当時の日本。
兵法の知識にも長けていた松陰先生は、「どうやって西洋を打ち負かそうか」と虎視眈々と狙っていたところに、出ました黒船!
その圧倒的な軍事力の格差を前に、
「こりゃ勝てる相手じゃない!」と潔く認め、「ならば日本を守る為には、敵対していないで、外国のやり方を学ぼう!」と、即座に発想を切り変え、小舟一つで黒船に乗り込んでゆきます。
政府に見つかれば即死罪は免れない時代に、です。

その時のことを、次のように語っていたと言います。

今ここで海を渡ることが禁じられているのは、たかだか江戸の250年の常識に過ぎない。
今回の事件は、日本の今後3,000年の歴史にかかわることだ。
くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを傍観することは我慢ならなかった。

利他的という枠には到底収まらない松陰先生の覚悟の言葉数々。
時代を超えた今でも、自分を奮い立たせてくれるのです。


*ブックカバーチャレンジ5日目には、Facebookで「夜と霧」を挙げていました。
が、アップしておきながら、テーマがとてもヘビーでうまく文章化できなかったため、後日心と頭を整理してから書こうと思います。

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