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BTSにみる、最強のチームを作るヒント

今や世界中の人たちを虜にしているBTS。
彼らの歌やダンスなど、もはや芸術的と言ってもいいほどのパフォーマンスはもちろん、ファッション、ファン(ARMY)に対する向き合い方や、発言、プロモーション戦略…
あらゆる切り口から彼らの魅力が語られています。

わたしも、そんな彼らが、気づけば大好きになっていました♡
底無しの可能性を感じずにはいられない!です。


そして、今日は、なぜ彼らがここまで世界の人たちが注目し、愛される存在になったのか?「チーム力」という切り口から、書いてみたいと思います。

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ご存知の方もいると思いますが、Google社が、数年前に自社の社員やチームを調査し、興味深い結論を発表しました。

優秀な人材を集めているのに、チームによって、高いパフォーマンスを上げる場合と、そうでない場合があるのはなぜか?そこには、どのような差があるのか?

その結論が、チームのメンバー「一人一人が優秀であるかどうか」ということが最重要なのではなく、メンバー間で「心理的安全性」が保たれており、互いに信頼関係が築けているチームが、最も高いパフォーマンスを出せていた、ということでした。

こんなことを言って、無能だと思われたらどうしよう…
自分の存在価値を感じてもらえていなかったどうしよう…
ネガティブな奴だと思われたらどうしよう…

こういう心情でいると、相手に深く関わったり、時に反対意見を述べたり、という行動を控えてしまいます。


その逆に、

相手を十分信頼できて、自分の強みだけでなく、弱みでさえも自己開示することができる。
気兼ねない雑談、思いついたアイデアも自由闊達に話すことができる。
メンバーから受け入れられている安心感が十分にあり、心地よさを感じる環境に身を置けていると思える。

そんな状態でいられると、メンバーとの相互理解や信頼も深く、やるべきことに集中でき、高いパフォーマンスをチーム全体で発揮できる。
そんな理想のチーム状態を作ることができます。

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BTSも、まさにここに至るまでの長い過程で、そのようなプロセスを辿ってきたチームだと知りました。

元々ポテンシャルの高い個々が切磋琢磨し合いながら、家族のように共に成長してきただけでなく、時に、互いの感情や意見を激しくぶつけ合うこともしてきた彼ら。

仮にメンバーの2人が口論になった際も、他のメンバーが必ず現場に居合わせます。そして全員で、その問題を解決することをルールとしてきたと言います。
対立する2人の話を、側で寄り添いながら耳を傾ける他のメンバー。それぞれの言い分を否定せず、チームのために、ファンのために、どのような答えを出すべきか?そのために、全員で必死に議論をします。
次第に、当事者が冷静になり、相手を受け入れ、メンバーに感謝をし…
思い切り本音でぶつかり合えたことで、一層絆を深くする。

僕らは対立することを恐れません。
なぜなら、相手を信じているからです。

というコメントを聞いて、まさに心理的安全が保たれている理想のチームがここにあるのだなぁ、と感じました。

これからも、どんな風にわたしたちを魅了してくれるのか…
楽しみにしながら応援していたいなぁと思います♪

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