見出し画像

関水渚を観ろ『コンフィデンスマンJP プリンセス編』

ロマンス編を観た人はきっとわかってくれると思うが、詐欺のトリックをできるだけ明かさないようにストーリーを運ぼうとするため、主人公の仲間たちが騙そうとしているときに、「今騙そうとしてますよ」というシグナルを入れていた。観客は「騙そうとしているけど、相手が気づいてしまうのではないか」とハラハラするのだが、これ騙しのサインを演技で入れてもらわないと、ハラハラせずに淡々と流れていってしまう。

詐欺師の演技で「今騙そうとしてますよ」というシグナルをいれるのは、かなりの違和感で、そこでリアリティがガクッと無くなっている部分があった。なので、その違和感の処理は今回はどうするのだろうという気分で観たのだが、まったくの杞憂に終わった。

今回は、だれが誰を騙そうとしているか、そのトリックはという点においては、大筋で観客に明らかにされながらストーリーが進んでいく。だから普通にハラハラ、ドキドキする場面はある。それに今回、プリンセスになりすます役の関水渚さんが、スリの手下からプリンセスに成長する『マイ・フェア・レディ』(『プリティ・ウーマン』といったほうがわかりやすいか)展開がベースにあり、ベーシックな物語に乗って楽しめる安心感もある。

だからといって、『コンフィデンスマンJP』の最大の楽しみの「騙されたー」という展開がないのかというと、ぜんぜんある。マトリョーシカが中から何個出てくるんだというような、気持ちよさもしっかり残しての『プリティ・ウーマン』展開に痺れた。古澤さんの脚本が素晴らしかった。

ストーリー以外では、長澤まさみさんと関水渚さんが、富豪の遺産相続に介入する話なので、いろいろな衣装を着て、それが全てかわいいってことが最高だった。まじで関水渚さん、広瀬すずさんの妹かと思った。びっくりした。

視聴後感は前作よりも、プリンセス編の方が僕は好きでした。おすすめです。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

読んだり、観たりしたコンテンツについて書くことが多いです。なのでサポートより、リンクに飛んでそのコンテンツを楽しんでくれるのが一番うれしいです。でもサポートしてもらうのもうれしいです。

はげみになります!
5
コミュニティや好きなメディア&コンテンツについて書きます。クラシコム社長室 映画配給宣伝・法務・アライアンスなど / コルク「数字の編集部」/コルクラボ/幻冬舎/ライブドアパブリッシング, マンガHONZ, マンガ新聞の立ち上げ/大前研一のBBT大学「ベンチャー経営研究」講師

こちらでもピックアップされています

コルクラボ ガーデン [CORK Lab GARDEN]
コルクラボ ガーデン [CORK Lab GARDEN]
  • 811本

「コルクラボのメンバーが書いたコルクラボに関するnote」を集めたゆるーいマガジンです #コルクラボ

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。