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雨の夜|詩


「雨の夜」

遠く行き交う時の流れに
いったい君はなにをみてるの

すぐ傍にある街路樹の声は
君の瞳のなか微かに揺れるだけ

僕じゃダメなの
木漏れ日に眼をほそめる君を
そっと包みこむ夢をみた雨の夜

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