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刻|詩


「刻」

平常心は空のむこう側へと
なにひとつ掴むことない
そんな街に暮らした記憶だけ

倒れてしまった砂時計
君は何処へゆくのだろう
僕はなにを忘れていくのか

とき
ただそれだけが
確かなるこの鼓動となって

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