刻|詩
「刻」
平常心は空のむこう側へと
なにひとつ掴むことない
そんな街に暮らした記憶だけ
倒れてしまった砂時計
君は何処へゆくのだろう
僕はなにを忘れていくのか
時の音、
ただそれだけが
確かなるこの鼓動となって
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「刻」
平常心は空のむこう側へと
なにひとつ掴むことない
そんな街に暮らした記憶だけ
倒れてしまった砂時計
君は何処へゆくのだろう
僕はなにを忘れていくのか
時の音、
ただそれだけが
確かなるこの鼓動となって
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