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なぜ海外が好きだったのか今さら気づいた

ちょっとした気づきの話です。このブログを読んでくれる方の中には、海外に興味がある方も一定数いると思います。


そのみなさんに訊いてみたい。


なんで海外好きなんでしょう?



洋楽が好きで〜

ハリウッド映画が好きで〜

金髪美女が好きで〜


っていうのもあるかもしれませんが、実はもう少し奥にあったりしますよね?


僕の場合は「個を尊重する文化」だとか、「アメリカのライフスタイル」だとか、かつてはそういった理由を挙げていました。


あたかも自分の人生観をしっかり見つめ直し、徹底的に分析した結果かのように。


でも、今さらながら違ったな〜と気づいた。


嘘ではないんだけど、さらに根っこの理由がわかりました。


しかもわりと最近。


海外に興味を持って20年、海外移住して10数年。


今さら気づいた。


なぜ海外が好きだったのか

今さら気づいた、僕が海外を好きだった理由。


それは、「新しい場所に行って街や人を見ること」が好きだったから。


めちゃくちゃシンプル。


本質そこだったんかと最近気付いた。

思えば、昔からそうだったんだよね。

子どもの頃、知らないところをぶらぶら散歩して、新しい公園とか見つけるのが大好きだった。新しいアスレチックがあるからとかではなく、初めて行く場所でドキドキ、ワクワクするから。見たことない周辺の様子とか、人とか建物とか、冒険に来たみたいで興奮するから。

ファイナルファンタジーやらドラクエやらで新しい街に来ると興奮しない?どんな武器が売ってるのかとか、どんなモンスターが出現するのかとか。それに似てるかも。

「未体験エリアに一人で来て、果たして俺は無事に家に帰れるのか?」と
よくわからない妄想で盛り上がってた。

その興奮を味わうために、わざと道に迷うようなこともしていました。

不思議と、親に連れてってもらう初めてのテーマパークや旅行には一切興奮しない。ガキの散歩に比べれば遥かに遠出だけど、距離の問題じゃない。たぶん親の庇護の下、目的地も明確で安心安全な旅が保証されているから。

そうではなく、予想もしていない状況で、全く知らない場所に来るところにワクワクを感じていました。

この「縁もゆかりも無い環境に対するワクワク感」は海外の方がより強く感じられる。だからいつのまにか好きになっていったのではないかと。


とはいえ、別にバックパッカーには興味もないし、世界中旅したい願望とかもないんですよね。だから本当の理由に長年気づかなかったのかも。自分自身ではそういうのが好きなタイプではないとなぜか思っていた。


なぜ今さら気づいた?

おそらく、海外にいることが普通になったからだと思います。すると、日本に対して似たようなワクワク感を味わうようにもなった。

ビザ更新のために一時帰国したとき、少しだけ東京の中野に住んだことがあった。東京の商店街が新鮮過ぎて、語学留学で初めてオーストラリアに来た時のようなワクワク感を味わった。

中野の周辺を数時間歩いたりもしたんだけど、見たことない風景でめっちゃ興奮した。住人にとってはおそらくなんてことない道だったはずだけどね。

街の何の変哲もない八百屋で目をキラキラさせてたおっさんは多分俺くらいだろう。

テンション上がって、道端ですれ違ったおばちゃんに「いや〜暑いですね!」とか話しかけたこともあった。


控えめに言ってキモい。


そういう感覚を国内外あちこちで味わうことが増えて、ふと思ったんですよね。あれ、もしかして海外かどうかとか関係なくて、「新しい場所に行って街や人を見ること」が好きなだけじゃね?って。

こういう感覚を味わえると自分が生きてる実感がするっていうか、なんか不思議な気分になってめっちゃ楽しい。

という運動会の感想文書く小学生以下の語彙力しかなかったことも新たな気づきや。


あなたはなんで海外好きなんでしょう?


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