塩豚のポトフ 〜至高のポトフの上を行く、究極のポトフ
サリュー!ケイチェルおじだよ。
今晩は冬の定番ポトフだ。ほっこりあったまっていいよねー♪って思ったら、今日はあんまり寒くないな。それでも黙って暖房消して、あえて部屋を寒くしてポトフ食べよう。
ポトフっておいたんのnoteで取り上げるのは初。note始める前に何回か作ったりしてたけど、テキトーに野菜入れて、ベーコンとかソーセージとか加工肉入れて、コンソメで味付けして、漠然とこんなもんかなって思いながら食べてた。めちゃくちゃ美味い料理ってわけでもないから、あんまり積極的に作ろうとは思わなかったよね。
ただ、以前からnoteで「豚肉を1番美味しく食べる方法」として普及活動をしてる「塩豚」を使ったポトフを作ったことがなかったって気づいた。今回ちょっと試してみようってわけだ。
まずは塩豚の作り方のおさらい。前日に豚肉ブロックを適当な大きさに切り、多めの塩で漬けて一晩以上おく。以上。
塩の量はこれでもかってくらい。これで大さじ6くらいかな。
翌日、材料を準備します。
で、ポトフの作り方をネットでいろいろ見てたら、バズレシピでお馴染みのりゅうじお兄さんこと酔っ払いお兄さんの「至高のポトフ」が一番美味しそうだった。
何が美味しそうって、最初に野菜をガッツリ焼くんだよな。
ジャガイモもニンジンも焼き面こんがりになるようにカットしてる。
ジャガイモはこんくらい。
ニンジンもこんくらい。
キャベツと玉ねぎも焦げるくらい。
塩豚は本当は水で塩抜きをするんだけど、今回は使う量も少ないし、スープや他の具材多めだから、思い切って塩抜きせずに使ってみる。厚めにスライスした塩豚をカリカリに。
白ワインを入れてフライパンの旨みを全部鍋に移す。
全部鍋に投入して、全体の1/3くらい浸かるように水を入れる。
塩豚からはスープに塩味を出したいので、1番下に。その上に根菜類、最後にキャベツで蓋をする感じかな。
理想はこのまま蓋をして40分ぐらいコトコト煮るのがいいと思うけど、今日は仕事が遅くなって時間も遅いので、圧力鍋で15分。
てか、15分経つころに気づいたけど、ブーケガルニ入れるの忘れた。まあ大勢に影響はないだろ。ブーケガルニいれると風味がヨーロッパ料理っぽくなるよな。
15分後。
ちょっとスープの味見。お!調味料を何一つ入れてないのに既に完成された味!
ここに半分の長さに切ったニラを入れ、蓋をして弱火で1分ほど蒸らします。
ちなみにフランスにもニラはあるんよ。スーパーで普通に売ってるし、メジャーな野菜。ポトフに入れる人がいるかどうか分からないけど。ニンニクと同じアイユ(ail)なんとかだったはず、と思って調べたらアイユ・オドラン(ail odorant)って出てきた。そんな名前で売ってたかな。フランス語の記憶がもうヤバい。
それはさておき、粒マスタードを添えてお皿に盛り付けたのがこちら↓
さて、まずはニンジンから。
トロトロやわらか〜。普段ニンジンはそんなに好きってわけじゃないけど、これは甘くて最高に美味しい。
お次は塩豚。スープの塩加減はピッタリだけど、肉に塩が残って塩辛くないか少し心配ではある。
これもトロトロ、肉が甘くてうんまー!全然塩辛くない。欲を言えば、柔らかくなりすぎてもう少し噛みごたえが欲しかったか。まあこれはこれでよき。
ジャガイモは言うまでもなくホクホク。
もう一回言うけど、白ワインと水以外に何一つ調味料入れてないのよ。なのに見てこの濃厚スープ。
パンにつけてもよし。
塩豚をパンにONしてもよし。
気付いたら全部なくなってた。
あと、ニラ入れるの大正解。色合いだけじゃなく、味的にもニラなしのポトフは今後考えられないレベル。
強いて反省点を言えば、せっかくキャベツと玉ねぎの芯を残してバラバラにならないようにしようと思ったのに、結局トロトロに崩れたとこかな。だけど、見た目より味を重視するならそれも致し方なしだな。圧力鍋使わずにコトコト煮てもいいかもしれない。
てなわけで、今日も塩豚のポテンシャルに驚かされてしまったよ。りゅうじお兄さんの至高のポトフを超える究極のポトフと断言できるので、嘘だと思うならぜひ試してみてね。
おわり。
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