見出し画像

あんバターデニッシュ〜人生初の餡子炊きに挑戦

やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。

あんバターデニッシュと聞いて「おいたんがついに和菓子に手を出した!」と思った?

あんバターデニッシュって和菓子と言うべきなのかはさておき、これまで洋菓子ばっかり作ってきたおいたんは、餡子を使ったお菓子は一度も作ったことはないし、もちろん餡子を炊いたことすらない。

なんか、餡子炊くのって難しそうじゃん?こういう和菓子だけじゃなく「炊く」系の日本料理って、どれも難しそう。てか、下手に炊くと怒られそうなイメージ(笑)

でもまあ、餡子を炊くことのない人生ってのも考えものだ。よっぽどのお金がかかるわけでもない、何か特別な設備が必要とも思えない。そんなことを人生で一度もやらないよりはやった方がいいに決まってる。

話は飛ぶけど、大久保嘉人っていう去年引退したサッカー選手が、最後の1年は息子さんを1人連れての単身赴任生活を送って、そこで初めて料理やら洗濯やら家事をやるようになったって話が話題になってるよね。単身赴任前は家事は全部奥さん任せだったのが、息子さんのためにキャラ弁を作ったり、ブリを1匹丸々捌いたりして、どんどん料理が上達してるみたい。「新しいことにチャレンジするのが楽しい」って言ってるらしいけど、おいたんはその気持ちめっちゃ分かるわ。料理で新しいことにチャレンジするのって楽しいよね。そのうち大久保もお菓子やパンを作るようになったりして。

で、おいたんはあんバターデニッシュを作るにあたって、最初は市販の餡子を使おうかと思ってたんだよね。ところが今朝、大久保がブリを捌いたっていうニュース記事を見て、餡子炊きにチャレンジしたい気持ちがムクムクと湧き上がってきたというわけ(笑)

①餡子を炊く

画像1

それでスーパーで小豆を買ってきたんだけど、一番量の少ない150gのやつ。品がいいのか300gのやつより値段は高かった。

レシピはこちらを参照しました。

小豆を洗って、15分ほど茹でます。渋きりって言うらしい。

画像2

一度茹でこぼして、3倍量の水を入れて再び茹でます。ときどき水を差しながら30分くらい。

画像3

火を止めて柔らかさを確認。多分大丈夫だろう。

再点火して、砂糖を70gずつ2回に分けて入れます。

画像4

さらに30分ほど水気がなくなるまで煮て完成。

画像5

と思ったら、最後に塩を入れるのを忘れてたことに今気づいた。まあ味見したらめちゃ美味しかったから良しとしよう。こう言うと怒られるかもだけど、塩入れないほうが美味しくない?

タッパーに移して粗熱を取ります。

画像29

②デニッシュ生地を作る

餡子を炊きながらデニッシュ生地を作りました。レシピはこちらを参照。このホッペさんのYouTubeは他でも結構お世話になってる。

先に折り込み用のバターをクッキングシートに包んで平たく伸ばし、冷蔵庫で冷やしておきます。

画像10

生地の分量はホッペさんの動画を見てね。

画像10

まあまあベチョベチョ系の生地です。ときどき餡子のアク取りしながら捏ねました。

画像7

グルテン膜もいい感じかな?

画像8

50分ほどこたつ発酵。今日はアイシャちゃんがこたつじゃなくて暖房の当たるベッドにいたので写真はなし。

一次発酵した生地をガス抜きして丸め直し、20分ベンチタイム。

画像9

③折り込み

ベンチタイムが終わった生地を伸ばして、バターを乗せます。

画像11

バターの上に餡子を敷きつめます。

画像12

↑餡子は冷凍庫で急冷しておいた。

生地でバターと餡子を包んで、

画像13

閉じ目しっかり閉じて、ラップでくるんで綺麗に成形。

画像14

これを冷凍庫で少し冷やして、伸ばしていきます。

画像15

これくらいかな。

画像16

三つ折りします。

画像17

さらにこれを90度向きを変えて伸ばし、また三つ折りします。

画像18

画像19

デニッシュって一度に三つ折り2回でいいのね。何度も冷蔵庫で休ませなくていいから、パイ生地やクロワッサンに比べたらだいぶ楽だわ。


④成形と二次発酵

先ほどの三つ折り2回した生地を冷蔵庫で30分休ませ、成形のため伸ばします。

画像20

画像21

↑さすがにここは生地が破れて餡子やバターが飛び出ないかハラハラしながら、かなり気をつかって伸ばした。でもまあ慣れてきた感じはするな。

縦三等分に切ります。

画像22

三つ編みにします。

てか、三つ編みなんてやったことないんだけど、

画像23

これでいいの!?

画像24

なんかビミョーだが、まあ良しとしたい。バターを塗った型に入れます。

画像25

食パン型はないので、100均のパウンドケーキ型で。二次発酵はバターが溶けないように室温で1時間取りました。

写真撮り忘れたけど、二次発酵で結構膨らんでたので、もう1個の型を上から被せてホッチキスで止めました。焼くときに横にはみ出たりしないようにと思って。そしてその機転が見事に生きた。

⑤焼成

200度で35分焼いたら…

ジャジャーン!

画像26

めっちゃ膨らんでるでしょ?ここまで膨らむとは予想外だった。上からもう1個型を被せて正解だったわ。

画像27

⑥実食

焼きたてを食べてみよう。断面はなかなかじゃない?

画像28

うーん、美味しい!生地がふんわーりしてて、口の中でとろけるようだ。バターたっぷりの生地に、餡子のほのかな甘味が加わって、味のバランスがとてもいい。ちなみにおいたんはこし餡より圧倒的につぶ餡派なので、小豆の皮の食感も微妙に残っててそれが嬉しい。デニッシュパンでつぶ餡って珍しくない?そういうのも手作りならではの醍醐味だよね。

とりあえず2切れをソッコーで食べて、2切れをお隣のお婆さんに差し入れしてきました。これからデザートに1切れ食べて、明日の朝食に残りを食べよう。

さて、餡子がまだたっぷり残ってるんだけど、どうしようかなあ。冷凍すれば日持ちはするみたいだけど、冷凍する前に何か作りたい気もする。ぜんざいでも作ろうかな。

おわり。

この記事が参加している募集

至福のスイーツ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?