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牛モツのトマト煮込み 〜ローマ風トリッパ、あるいはマドリード風カジョス

オラ!チャオ!ケイチェルおじだよ。

先日ワクチン打った帰りにちょっと遠目のスーパーまで足を伸ばしてみたら、珍しく牛ハチノスが売ってた。ハチノス売ってるのなんて見たことないので、何の料理にするかなんて考えもせず、とりあえずキープするわな。

最初はフランスで缶詰をよく食べてたカーン風トリップを作ろうかと思ったんだけど、前に一度作ったことあるしなあ。前回作ったカーン風トリップはこちら↓

今回はカルバドスもシードルもないので、普通のトマト煮込みにしよう。イタリアだとローマ風トリッパって言うらしいね。むしろおいたんは日本のスペインバルで「マドリード風トリッパ」みたいな名前で出してるやつが馴染み深い(正式にはカジョスって言うらしい)。スペインバルに行くとあれば必ず食べてたな。

では材料です。

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ハチノス(右)を見つけてテンション上がって、何故かシマチョウ(左)も一緒に買ってしまった。トリッパにしろカジョスにしろハチノス以外にもいろんな内臓が入りがちらしい。せっかくだからたくさん作って余った分はパスタにでもリメイクしよう。

最初にモツは水から茹でこぼします。フライパンではニンジンと玉ねぎを炒めて、

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茹でこぼしたモツをフライパンにin。

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やっぱりモツが多すぎたので、茹でこぼした1/3くらいは別の料理にとっておくことに。

白ワインを入れてアルコールを飛ばし、圧力鍋に移します。ローリエとオレガノを入れて、

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少し水を足して20分加圧します。

20分後、フライパンにパプリカを炒め、パックトマトと圧力をかけられしモツを入れます。

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さらにひよこ豆を入れて、パプリカパウダーと塩で味付け。

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なんか一足足りなかったので、クミンを少々入れてみました。

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適度に水分が飛ぶまで煮てできあがり。

今日はジャガイモのピュレと合わせて食べてみよう。

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ジャガピュレと一緒に食べるとウンマイ。

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いやー、ひっさびさにハチノス食べて満足。

だけど日本のモツって臭みがほとんどないよね。物足りないくらいだわ。茹でこぼす必要なかったかもしれん。

これはこれでめちゃ美味しいんだけど、マドリード風にチョリソーを入れても良かったかもしれないな。ハチノスにシマチョウまで入るから肉肉しさはもう要らんと思ったけど、圧力鍋にかけたらシマチョウは脂が溶けてだいぶ縮んで意外と存在感が薄くなった。

まあその溶けたシマチョウの脂がいい具合に旨味になって、コンソメとかブイヨンなしでも味わい深い一品だけどね。卵を落として半熟に煮ても美味しいかも。まだ半分残ってるけど、パスタにしようか迷うなあ。

おわり。

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