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チュイル・ココとコンゴレ

サリュー!ケイチェルおじだよ。

昨日はハロウィン🎃ってことで、今週末のスイーツおじさんコーナーは何かそれにちなんだお菓子でも…って思ったけど、ハロウィンのお菓子が何も思い浮かばなかったおいたんでした。

パンプキンパイくらいかな…?カボチャは好きだけど、スイーツにされるのはやや苦手感ある。と言うか、ひと口ふた口なら美味しそうだけど、それ以上は重いからいいや、ってなりがち。

ドラクエウォークではクッキー作るイベントやってるからハロウィンにはクッキーなのか!?ってことでいいや。府中のクッキー工房のレベルアップを図ろう。

実を言うと、ハロウィン関係なく以前から作ろうと思ってたクッキー系のお菓子があったんだよね。例によって『ピエール・エルメが教える焼き菓子ブック』から、こちらのお菓子。

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チュイル・ココ。以前、パッションフルーツのケイクを作ったときに買ったココナッツファインが大量に余ったままだったので、その消費にうってつけ。

チュイルというのはフランス語で「瓦」のことらしく、本当はチップスターみたいにクルッと丸まった形のクッキーらしい。エルメのやつは平たい形だけど。

加えて、ネットを調べてたら「コンゴレ」っていう、ココナッツファインを使ったお菓子もあるらしい。

コンゴレはコンゴ人って意味で、コンゴに起源を持つお菓子なのか、それともフランスではココナッツと言えばコンゴみたいなステレオタイプなのか、由来は分からないけど、レシピは簡単そうだ。日本の洋菓子店だとココナッツ・メレンゲっていう名前で売られがちなやつかな。ついでなのでチュイルと一緒に作ってしまおう。

というわけで、材料はこちら。

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上段がチュイル・ココ。下段がコンゴレ。

昨日のクイズ、「白いのはココナッツですか」と鋭い質問をされて、「ココナッツマカロンとココナッツサブレ」とお答えになったPezioさん、さらに「ココナッツマカロンかチュイル」とお答えになったユイじょりさん、「ココナッツサブレ」とお答えになったチョコチップさん、さらに「ココナッツフレーク」とお答えになったてんちょうさんも、全員正解でいいですw

さて、まずはチュイルから作るんだけど、エルメ本にチュイル型は自作しろって書いてあったので、近所のホムセンで厚さ2ミリのビニールシートとコンパスカッターを買ってきて、自作しました。

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直径6センチの円をくり抜きます。

生地を作るのは簡単。ココナッツファイン67gくらいにグラニュー糖67gくらいを混ぜて、全卵1個分を溶いたもの(50g)を2回に分けて入れながら、ヘラで混ぜます。さらに溶かしバターを8gくらい入れて混ぜます。

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ぴったりラップして、冷蔵庫で30分おきます。

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冷蔵庫から出したら、チュイル型を使ってクッキングシートに成形します。

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あとは160度のオーブンで13〜15分焼くだけ。第1陣は15分焼いた。

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第2陣は13分にしたら底面が生焼けっぼかったので、2分追加。

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次にコンゴレ生地の作り方。チュイルを冷蔵庫で休ませてるあいだに作りました。

卵白1個ぶん(35g)にグラニュー糖50gを入れてホイッパーで混ぜます。

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Nadiaのレシピにレンチンしてグラニューを溶かせって書いてあるのに気付いたのがボウルに材料入れた後だったので、レンチンじゃなくて湯煎しました。スイスメレンゲ方式。

ココナッツファイン60g、薄力粉5g、溶かしバター10gを入れて混ぜ合わせます。

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Nadiaのレシピにはラップして休ませろとは書いてないけど、チュイル焼いてるあいだに休ませときます。

チュイルの第3陣と一緒にコンゴレも焼きます。

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チュイルは全部で16枚できた。エルメレシピのちょうど半量です。コンゴレは、本当は四角錐にしようと思ったんだけど、最初の1個であきらめたのが写真からお分かりかと思う(笑)

同じく160度15分で。

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コンゴレ第2陣。これで全部。

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円錐すらも諦めて投げやりになってるのがお分かりかと思う(笑) まあコンゴレは「ロッシュ・コンゴレ」とも呼ばれ、ロッシュは「岩」のことだから、形はテキトーでもいいんだ、多分。

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うーむ、岩というよりはどう見てもオッ○イw

エルメ本みたいにタワーにしてみた。

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友人とお隣さんへのお裾分け用にラッピング。

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今日の朝は、ベランダで優雅な朝食に。

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ハロウィンのオバケに見えなくもない!?やっぱりオッ○イ!?

ちなみにベランダの花はまだ枯らしてません。

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というわけで、府中のクッキー工房から最後に一言。

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おわり。

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