うにてんてん
「ヴ」問題のことだ。
別の記事を書いているときに、「ボサノバ」から「ボサノヴァ」に書き改めたことから、本記事を書くこととした。「ボサノバ」から改めたのは、「ボサノヴァ」ファンから、こいつわかってねーな、と思われるのがシャクだったからだ。
ブラジリアンであれ、フレンチであれ、ボサノヴァはマイフェイヴァリットだ。
書くことを職業もしくは趣味にしておられるnoterさんなら、一度はぶつかったことがある問題ではないだろうか。
「バ・ビ・ブ・ベ・ボ」なのか「ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ」なのか。
ヴィジュアル系の様に、vで始まる外来語は「ヴ」と決めてくれればよいのだが、さにあらず。例えば、version→バージョンをヴァージョンとやると、すかし感が出て同僚から警戒される。バイオリン、ヴァイオリンはフィフティフィフティか。
エヴァンゲリオン、電気グルーヴ、熊本ヴォルターズ、ヴォーグ、、、。固有名詞のVはヴかと思いきや、Volvicはボルビックでヴォルヴィックではない。ベトナム、ベネズエラ等、国名も違う。島国セントクリストファー・ネーヴィスは、2019年にセントクリストファー・ネービスに変わった。
事態はもっと複雑で深刻だ。
ビールはエビスだが、ジーンズはエヴィスだ。 それなら、ジーンズは「ヴ」縛りかというと、Levisはリーヴァイスではなく、リーバイスだ。
競走馬と海外ドラマはヴァイキング、ワイドショーはバイキング、お笑いコンビはバイきんぐだ。
バッテラはポルトガル語のbaterai(小舟)が語源なので、ヴァッテラにはならない。
もう疲れたよ、、、
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