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クラロワ | 2020年10月5日は、エレクトロジャイアントが登場した日。100ゲッツ!

おつかれさまです、kabutomです。

「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえるシリーズ企画「 #クラロワ今日は何の日 」。今回は、10月5日です。



【2020年10月5日】は、クラロワにエレクトロジャイアントが登場した日。100ゲッツ!

2020年10月5日は、クラロワに新カードの「エレクトロジャイアント」が登場した日です。クラロワにとって記念すべき100枚目のカードでした!

2020年9月25日、ゲームデザイナーのSethがクラロワチームからクラクラチームへ移籍することを公式発表するのに合わせて、次のシーズンに2枚の新カードが来ることをさらっと予告したクラロワ公式。10月1日謎の画像チラ見せをはさんで、10月2日、シビれるPVと共に100枚目の新カード「エレクトロジャイアント」が発表されました。

その後、2020年10月5日の新シーズン「シーズン16:シビれる秋」の開幕と同時に先行入手チャレンジが始まって、プレイアブルになりました。正式リリースされて、ゲーム内の宝箱等でふつうに入手できるようになったのはそれから約1か月が経った11月2日のことでした。


エレクトロジャイアント(Electro Giant)とは?

エレクトロジャイアント(Electro Giant)
コスト:8→7 レア度:SR タイプ:ユニット
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ザップを仕込んだ特殊な装置から電力を供給し、装置の射程内にいる敵ユニットが攻撃してきたら、ダメージを与えて気絶させます。 指で作った銃のポーズをバカにしてはいけません!怒りの電撃が落ちますよ!

エレクトロジャイアントは、7コストのタンク系スーパーレア・ユニットです。リリース時はエリクサーコスト:8でしたが、2022年4月のリワークでエリクサーコスト:7になりました。

エレジャイの最大の特長は、反射能力です。

自分の周囲の敵から受けた攻撃をノーダメージにはできませんが、反射でやり返すことができます。相手が地上でも空中でも、ユニットでも建物でも、例外なくです。しかもダメージだけでなく、ザップ似のスタン(気絶)効果もオマケしてです。これは強い!

通常、ジャイアント系などの高HPユニットへの対策は、小物系群れ系で囲むことですが、反射ダメージで瞬殺されてしまいます。インフェルノ系で焼き尽くそうにも反射範囲内だとザップ効果でリセットされます。ならばと、反射の範囲外から遠距離攻撃系で倒そうとすれば、トルネードで引き寄せられたりライトニングを撃たれてしまいます。

つまりは、PEKKAなどの単体高火力でぶっ叩くか、防衛施設で止めるしか手がありません。昨今、建物なしのデッキも増えている中、デッキによっては対応策がないということもあり得てしまいます。バトルが始まって、相手がエレジャイと知ってから思うわけです「おれ、詰んでない?」と。

クラロワの中でも特にユニークな反射という能力ゆえに、相手の受け方を限定させてしまうのがエレジャイを使う側にとってたまらない点であり、同時に、エレジャイを使われた側にとってもたまらない点なのです。


カードの歴史

このカードの歴史を、バランス調整を中心に振り返ってみましょう。(クラロワ攻略メモ Wiki

  • 2020/10/05 チャレンジ

  • 2020/10/14 上方修正(HP:+12.5%)

  • 2020/11/02 リリース

  • 2020/11/18 上方修正(反射ダメージ:全Lv同じダメージ→Lvに応じてダメージが増加)

  • 2021/09/06 下方修正(HP:-4%)

  • 2021/11/01 バグ修正(一部のユニットをスタンしない不具合を修正)

  • 2021/11/15 バグ修正(ユニットに対するザップ攻撃が正しく反映されるように修正)

  • 2022/03/30 バグ修正(出現する際の効果音を修正。特定の種類のダメージを受けた際に稀にクラッシュする不具合を修正。不規則な反射ダメージを修正)

  • 2022/04/04 リワーク(エリクサーコスト:8→7、HP:-15%、ダメージ:-15%)

  • 2022/06/07 上方修正(HP:+9%

  • 2022/08/02 下方修正(タワーへの反射ダメージ:-33%)

説明だけ聞くと無敵にも思えるエレジャイですが、その立ち上がりは不遇でした。その最大の理由は、反射ダメージが固定だったことです。初期レベル(Lv6)でザップと同等でも、カードレベルが上がっても据え置きでは使い物になりませんよね。1カ月ほどで直してもらえてよかったです。

その後も相次ぐバグとの闘いでした。他にないユニークなギミックゆえに、バグの方もユニークになってしまうというのは、ある程度は宿命なのかもしれません。決していいことではないですけれど、やむをえないと言うか。今はだいぶ安定しました。

バランス調整面でホットだったのは、2022年4月リワークでコストダウンしたのと2022年6月HP強化。この2つの合わせ技で、一躍エレジャイが環境カードに躍り出ました!

長い雌伏の時代を経てようやく脚光を浴びたエレジャイでしたが、今度はやりすぎてしまい、2か月後の8月に下方修正されてしまうオチがつきました。

おあとがよろしいようで!


よく使われているデッキ

現在このカードはどんなデッキで使われているのでしょう?(RoyaleAPI

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2023年現在、エレジャイがもっとも使われていたのは、エレジャイ・ライトニングデッキでした。エレジャイ、ゴールドナイト、ボンバーといったトルネードと相性のいいカードが多く、守りにトルネを打つかと攻めトルネを放つかの見極めが大事なデッキです。試合を決めるのは案外、エレジャイじゃなくてトルネゴルナイだったりしがち。

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使用率2位のデッキは、エレジャイ・スパーキーでした。エレジャイ+スパ+トルネのかたちが実に凶悪ですが、コストが重いのが難点。本領を発揮するのは、エリクサー2倍タイムに入ってからですね。

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使用率3位は、エレジャイ・バルーンデッキでした。終盤まで主軸のどちらかを隠しておけると、相手の意表を突けること請け合い。進化ナイトの堅さを活かしきるデッキでもあります。

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使用率5位には、エレジャイ・ミラーデッキもランクインしていました。エレジャイ環境だった時代はこのデッキがよく闊歩していましたよね。前半はエリポンミラーしてエリアドを稼ぎ、後半はエレジャイミラーして左右攻めを展開していく鬼畜戦術は、(自分がやる分には)とても愉快です。

今回はここまで。

それではまた次の「 #クラロワ今日は何の日 」でお会いしましょう!■


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+ 関連:PVのメイキング!

エレジャイの登場PVは、クラロワ史上でも屈指のシビれる動画だと個人的に思っていますが、そのメイキング動画が公式チャンネルで公開されています。あのシーンの絵コンテはこうなってたのかーとか、ラフスケッチの段階から完成度高いなーとか、そんなとこまでそんなに作りこんでるの!とか、色々発見があってワクワクできますよー。

制作担当は、Squeeze Studio。いい仕事なさってますねえ!


+ 関連:当時の紹介動画

▽きおきお


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+「#クラロワ今日は何の日」とは?

#クラロワ今日は何の日 」とは、「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえっていく、筆者kabutomの年間企画です。2023年を通して、note・X(Twitter)・Instagramで展開しています。

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それでは、また次の記事でお会いしましょう!(kabutom)

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