クラロワ | バランス調整とシーズン情報(Season 34) "マイティアドベンチャー" 2022-04
上方修正△ 5枚、下方修正▼ 6枚、リワークが2枚。計13枚の調整！
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おつかれさまです。kabutomです。
『クラッシュ・ロワイヤル』（クラロワ）のバランス調整と新シーズン情報について速報でお伝えします。Supercell社の公式クリエイター特権によって先行で見せて頂くことができた内部資料やデータをもとに、日本のコミュニティに向けて分かりやすく解説していきます。
（※情報解禁日：2022年3月30日 2:10 JST）
シーズン34特集（3本立て）：
① クラロワ | Update | バランス調整とシーズン情報（Season 34）2022-04
② クラロワ | Update | 4人目のチャンピオン「マイティディガー」登場！
③ クラロワ | Update | バッジシステムの刷新と新機能「カードマスター」
▼1つ前のバランス調整
更新履歴：
2022/04/01 「新シーズン情報」に追記更新
バランス調整（Season 34）
【重要】バランス調整の実施は新シーズンが始まってから
過去のバランス調整での”やらかし”から皆さんが気になっているのは、「いつバランス調整が行われるのか？」だと思います。
結論から言うと、運営さんから「バランス調整は新シーズンが始まってからやる予定だよ！」と回答をもらうことができました。ほっ。
ちなみにこの次のバランス調整は、2か月後、6月の予定です。
今回のバランス調整は13枚
4月のバランス調整は、全部で13枚のカードが対象になっています。今回も実に盛りだくさんですね。（△：上方修正。▼：下方修正）
鏡 △
ゴールドナイト △
巨大スケルトン △
アーチャー △
アイススピリット △
墓石 ▼
ラムライダー ▼
アーチャークイーン ▼
スケルトンラッシュ ▼
バルキリー ▼
メガナイト ▼
エリクサーポンプ 【REWORK】
エレクトロジャイアント 【REWORK】
それでは1枚ずつ、何がどのように調整されたのか見ていきましょう！
鏡
●△レベル上昇：+1→+2
鏡はずっと弱いカードで、どちらかというと状況に応じたびっくりカードとして考えられてきました。今回の変更で、しっかりとした選択肢となり、デッキ構築のスパイスになることを期待しています。
お遊び以外では誰も使わないカード筆頭の「鏡」に革命が起きました。複製したカードのレベルが＋１ではなく、＋２になります。
これによって何が起きるかというと、「ウッドで死なないプリンセス」や「ファイボで飛ばないホバ」がアリーナに登場できる世界になりました！ これまでのLv+1だったら倒せていたのに、Lv+2では倒せないのです。他にもあんなカードやこんなカードの相性関係が変わってしまいますよ。
プリンセスLv11：261
プリンセスLv13：315
ローリングウッドLv11：290
ホバリング砲Lv11：614
ホバリング砲Lv13：742
ファイアボールLv11：689
それに当然、カンスト（Lv14）のカードを複製すれば、恐怖のLv16ユニット様がアリーナに降臨するわけですからね。
これ、ちょっと悪い予感しかしなくないですか？
ええ、ええ、実に愉しみです笑。
ゴールドナイト
●△ダッシュ距離：5→6
●タワーに到着するとダッシュ連鎖が止まるように
前回のナーフが少し厳しすぎたので、一部を元に戻すことにしました！
タワー到達時にダッシュチェインが止まるのでより予想しやすくなりますし、タワーへのダメージも上がります。しかし、キングタワーの起動はより難しくなるでしょう。
前回の下方修正2つのうち、ダッシュ距離だけ元通りになりました。「スキルのクールダウン：8秒から11秒に増加」については据え置きです。
そして今回もう1つ仕様変更があり、「タワーでダッシュ連鎖が止まる」ようになります。チェイン数こそ減りますが、タワーを殴り続けてくれますし、キング起動されるリスクが減りますし、これも”実質上方修正”と見てよいと思います。
巨大スケルトン
●△攻撃速度：1.5秒→1.4秒（+7%）
●△ヒットポイント：3360→3600（+7%）
かわいそうな巨大スケルトンは、まだアリーナで居場所を見つけられずにいます。私たちの目標は彼を有力な主軸カードにすることなので、彼がより簡単にタワーに到達できるよう生存能力を足しました。
個人的には巨大スケルトンが弱いという印象はあまりないのですが、テコ入れが入りました。たった7%の増加と言っても、元のHPが大きいですから。根強いファンがいるカードだけに、人気が復活しそうです。
アーチャー
●△攻撃速度：1.2秒→1.1秒（9%増加）
アーチャーは最近あまり使われていません。
彼女たちは弓の弦を交換したので、他の遠距離攻撃ユニットたちと再び競えるようになるはずです。
攻撃速度の0.1秒上方がどういう意味を持つか、DPS（ダメージ／攻撃速度）でライバルと比較してみました。アーチャーは97x2体（計194）になるので、187の吹き矢を上回り、218のマスケに近づきます。
とはいえ、アーチャーの使用率が減ったのは彼女たち自身が原因というより、女王様（アーチャークイーン）が強すぎて出番を取られた面が大きいです。この強化でどれだけ復権できるのか、ちょっと読めません。
アイススピリット
●△フリーズ効果時間：1.0秒→1.3秒（30%増加）
ライバルであるエレクトロスピリットに対抗できるよう、アイススピリットにより明確な役割を与えたいと思います。
このバフにより、アイススピリットはより長いユニットコントロールに、エレクトロスピリットは群れのコントロールと短いスタンやリターゲットに、使い分けられるようになるでしょう。
スピリット系の後輩に後れを取っていたアイスピに面白い強化が入りました。これによって、相手の動きを止める効果が、アイスピは1.3秒、エレスピは0.5秒ということになるので差が開き、二者の役割分担がより明確になりました。使用率もだいぶ戻って来そうな気がします。
墓石
●▼召喚間隔：3.8秒→4.0秒（5%減少）
このカードは前回のリワークで強力な復活を遂げました...
実際、強すぎたんだ。今回は少し弱めにチューニングしてます。
前々回のバランス調整でおこなわれたリワーク以降、人気がうなぎ上りの墓石ですが下方修正が入りました。これで他の施設との棲み分けが多少は進むでしょう。
ラムライダー
●▼遅延効果：-85% → -70%
ラムライダーはカウンター攻撃に最適ですが、スロー効果が強すぎて、影響を受けたユニットがほとんど動けなくなってしまいます。
このナーフは、カードを「根こそぎ」持っていかれる感覚をなくしつつも、効果の大きさを維持するはずです。
ラムの投げ縄の遅延効果は、2018年12月の実装時には-100%でした。つまり相手の動きをピタッと止めれていたんですね。それが強すぎるというので、2019年4月に-85%へと下方修正された経緯がありますが、今回はその時以来の下方修正になります（-70%へ）。バルーン使いには朗報ですね。
Supercellクリエイター仲間でもあるけんつめし選手に研究結果をこっそり教えてもらえたのですが、今回の下方修正（-85%→-70%）によって、これまでラム単体で完封できていたホグの攻撃が完封できなくなったそうです。ホグ使いにとっても朗報ということですね。情報ありがとうございます！
ラム単体で見ればそこそこの修正なのですが、メガナイトラムデッキとして見ると、ラム・アチャクイ・メガナイトの3枚も今回ナーフされる訳で、大打撃です。さすがに流行りすぎちゃいましたか。
アーチャークイーン
●▼毎秒ダメージのブースト（スキル使用中の攻撃速度上昇率）：+200% → +180%
クイーンは前回ナーフされたにもかかわらず、アリーナではまだ支配的です。彼女のヒットポイントは適切な水準なので、彼女のスキルを変更するのが最適であると考えました。
2021年10月にリリースされてから2度下方修正されながらも依然として強キャラな女王様に、3度目の下方修正が決まりました。3度ともスキルのナーフです。今回は、透明になった後のシュパシュパが少し遅くなります。
これだけ下方修正が続くとさすがに、前回バフが入ったマスケット銃士などに乗り換えるデッキもちらほら出てきそうです。
スケルトンラッシュ
●▼召喚されるスケルトンの数：14→13（-1）
ジャイアントのバフとマザーネクロのナーフを経て、ここ数ヶ月でスケルトンラッシュが強くなりすぎました。バリー（※スケルトンの名前）を外すことで戦力を調整しています。ごめんね、バリー。
日本の古いことわざに、”スケルトン1体を笑うものはスケルトン1体に泣く”とありますが、これはどうなんでしょう。1体減ですか……
スケラ使いにとって悲しいお知らせなのは事実ですが、依然としてスケラは代わりとなるカードが見たらない唯一無二のカード。このくらいのナーフでは、そこまで使用率が下がらないのではないでしょうか。
バルキリー
●▼ヒットポイント：1992→1908（-4%）
バルキリーは長い間、ゲーム内で最も使用されているミニタンクです。
今回のナーフで、彼女が万能カードでなくなり、同種のカードが活躍する場ができることを期待しています。
グローバルから分離した中国サーバで先行導入されたことで話題になっていたバルキリーの新アイコンが遂にお目見えです。どういう状況なのだか、いい表情をしてます。
ついでにHPも下がります。縁起のいい門出に、なぜなのか。
メガナイト
●▼召喚ダメージ：537→429（-20%）
●召喚ダメージのみ変更。ジャンプダメージは変更なし（537）
彼のウリは上品な召喚時ジャンプなのですが、橋前で相手の攻撃を全滅させてから反撃に出れてしまうため、多くのプレイヤーにとっての不満のタネになっています。
彼はトロフィー下位で多用される一方、上位ではあまり使われないカードです。ナーフしすぎると使い勝手の悪いカードになってしまいます。
このナーフにより、プレイヤーはもう少し投入のタイミングを計る必要があり、おそらく相手の攻撃に対抗するためにもっとサポートカードを追加することになるでしょう。
メガナイトラムやらメガナイトロイホグやらで引っ張りだこのメガナイトに下方修正が入ります。登場時ダメージの減少です。ファイボ替わりのドシーンが便利な彼ゆえに、この変更は大きな痛手ですね。
とは言え、①高体力で、②範囲攻撃持ち、を兼ね備えるユニークな存在です。下位トロフィー帯にしろ、競技シーンのデュエルにしろ、なんだかんだ出番は減らない気がします。
エリクサーポンプ
【リワーク】
●△破壊時エリクサー：0 → +1
●▼稼働時間：70秒→65秒
●▼エリクサー生産速度：8.5秒→9.0秒
●総エリクサー生産量：変更なし（8）
エリクサーポンプは実にユニークなカードですが、これまで長い間、使用率が低いままでした。
破壊時に1エリクサーを追加することで、呪文とのトレードオフをより良くすることができるはずです。生産エリクサーの総量は以前と同じ8です。
前回の三銃士の強化の影響で一部デッキで出番が生まれたエリポンですが、クエイクだのポイズンだの呪文への弱さは相変わらず致命的でした。今回のリワークの目玉は、破壊時のエリクサー生成です。これでエリクサートレードもこれまでより分が良くなりますし、置き損になりにくくなります。
三銃士以外の大型デッキでも、「ちょっと試してみようかな？」ってプレイヤー、出てきそうですよね。
エレクトロジャイアント
【リワーク】
●△エリクサーコスト：8→7
●▼ヒットポイント：4160→3536（-15%）
●▼ダメージ：192→163（-15%）
●反射ダメージ：変更なし（192）
エレクトロジャイアントは、あなたがデッキに建物を積んでいなかった場合、対戦するのがあまりに辛すぎるカードでした。今回彼はより低コストになりましたが、持久力もなくなり、建物なしでも対策しやすくなりました。以前は空いていた7エリクサーのタンクの座も奪うことでしょう。
注意：彼のダメージのナーフは彼の反射ダメージには適用されません。これまで同様、呪文のザップと同じ反射ダメージです。
今月のリワーク2枚目は、エレジャイです。
コスト8が7になるのは大きなプラスですが、HPとダメージのｰ15%も大きなマイナスです。コストが下がってデッキの回転が早くなると言っても「7」は小さくないコストからね。新生エレジャイを相手のタワーまで届けるためには、これまで以上にスキルが必要になることでしょう。
開発ビルドから、リワークされた「エレクトロジャイアント」のカード画面。
— kabutom🙂クラロワ6周年🎉 (@kabutom1938) March 29, 2022
コストが8→7、HP・攻撃が-15%になります pic.twitter.com/042Fu6WEGu
新シーズン情報（Season 34）
ここからは、新シーズン情報をお伝えします。
来たるシーズン34は、ずばり「ディガーざんまい」の1カ月ですよ！
アップデート予定：2022年3月末～4月頭頃
シーズン開始：2022月4月4日
シーズン名：マイティアドベンチャー（Mighty Mine Season）
アリーナ：Mighty Mine（仮）【NEW】
ブーストカード
「ブーストカード」とは、期間限定で特定のカードをブーストして、自分のキングレベルと同じレベルで使える仕組みのことです。
シーズン34は、その名にふさわしくこの2枚になりました。
ディガー
マイティディガー
タワースキン
今月はタワースキンもディガー絡みです。
プリンセスタワーに付いてる車輪は200%飾りだと思いますけれど、そこをひとつ何とか、動かせないものでしょうか運営さん。ゆっくりと弾道高く飛んでくる憎きトドメのロケットをさっと避けたいと何度思ったことか……
新スタンプ
6周年記念を祝った先月が5枚＋1枚（計6枚）という豪華さだったので、おそらく今月はいいとこ1、2枚かなあと思っていたらとんでもない。今月も何と4枚！ 失礼いたしました。
もちろんディガーざんまいです。
シーズンスケジュール
アップデート後（3月30日）～4月6日「マイティディガーリリース記念」
4月7～13日「マイティディガードラフト～エメラルド採掘～」
4月16～21日「メガデッキチャレンジ」
4月22～27日「ゴールド発掘作戦」
4月28日～5月1日「ダブルエリクサードラフトチャレンジ」
4月はスペシャルチャレンジでも、新カード「マイティディガー」尽くしです。エメラルドがもらえたり、ゴールドがもらえたりと報酬も豪華。
注目は、アップデート実施と同時に開始予定のチャレンジです。まだ新カードを持っていない人でも、チャンピオンが解禁されていない（キングレベル14未満の）人でも、誰でも新カードを試すことができます。
（ちなみにですが、先月のシーズン情報で予告されていた『マル秘チャレンジ：3月28日～4月3日』とは、この「マイティディガー」リリース記念チャレンジのことだそうです。日程はちょっと前後しましたが、これは間違いなく”マル秘”級ですわ）
筆者は開発ビルドで軽く触ってみましたが、「マイティディガー」は非常に強いカードです。処理方法や対策の確立が急がれます……
パーティーモード
「パーティーモード」とは、1v1バトルの右にあるボタンから入れて、トロフィーの増減なくクラウンや宝箱をゲットできるゲームモードです。常設ですが、中身は月替わりになってます。
今月の「パーティーモード」はこの4つのローテーションです。
協力クラロワダッシュ
レイジ
スピードアップ
トリプルエリクサー
特に「スピードアップ」は、今回のアップデートで刷新される「バッジ」をアップグレードしたい人向けにちょうどいいかもしれませんね。
まとめ（Season 34）
4月のバランス調整は全部で13枚。上方 5枚、下方 6枚、リワーク 2枚
目玉は大幅強化の「鏡」。リワークされた「エリポン」「エレジャイ」も
メガナイトラムデッキの愛好家は泣いていい
4月のシーズンは、あらゆる面で「ディガー」尽くし
以上、バランス調整と新シーズン情報でした。
◇
新カード「マイティディガー」と、大幅改修「バッジ」、新機能「カードマスター」などのアップデート内容は別のnoteで紹介してます。こちらも早めにチェックしてみてください！
シーズン34特集（3本立て）：
① クラロワ | Update | バランス調整とシーズン情報（Season 34）2022-04
② クラロワ | Update | 4人目のチャンピオン「マイティディガー」登場！
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#クラロワ 4月シーズン バランス調整
— きーる・エルデの王2周目なう (@Kir_coc) March 29, 2022
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