窓開けと窓埋めについて
お疲れ様です、かぶ猫です。
今回は「窓」という用語について。
相場には「埋めない窓はない」という格言があるらしい。
この「窓」というのは、株価が大幅に上昇または下落したときに生じるローソク足とローソク足の間にある空間のこと。
空間が開くほどギャップができることを窓開け、その位置から戻すと窓埋めと言うようです。
この格言が本当なのか気になるので、情報を探してみたところ、SBI証券が日経平均株価の過去10年間で検証していた。
これによるとギャップアップした日のうち、5日目までに埋める確率は46%とのこと。窓埋めする確率は半分以下ということだ。
個別株の場合はなおさら、窓開けする何らかの材料が出ていることが多く、その方向へのトレンドが強いことが多いので、窓埋めを期待した空売り(逆張り)はおすすめできない。
一方で出来高を伴わず、不自然な上げだった場合は、窓埋めを警戒した方が良い場合もあるらしい。
いずれにせよ、なぜ窓開けするほどに値動きがあったのか、要因を分析しながら、目先の利益に捉われず、長い目で方向性を決めていきたいところ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?