【初心者向け🔰テクニカル分析の基本】


画像→外為どっとコム様より

⭕三山(さんざん) ≒ 三尊

→上昇相場で上げ下げを3回繰り返して三つの山を形成した場合を三山と呼びます。特に真ん中の山が最も高い場合を三尊(さんぞん)とも呼びます。三山が見られた場合は、相場が下落に向かう可能性が高いとされます。


⭕三川(さんせん) ≒ 逆三尊

→三山と反対に、下落からの上昇を3回繰り返して三つの谷を形成した場合は三川と呼びます。特に真ん中の谷が最も深い場合を逆三尊(ぎゃくさんぞん)と呼びます。三川が見られた場合は、相場が上昇に向かう可能性が高いとされます。


⭕三空(さんくう)

→3回連続で窓が出現した場合を三空と呼びます。相場の転換を示唆し、上昇トレンドでの出現ならば売り、下降トレンドでの出現ならば買いのサインであるとされます。


⭕三兵(さんぺい)

→陽線または陰線が連続して3本現れた場合を三兵と呼びます。陽線の場合は強い上昇を示す買いのサイン、逆に陰線の場合は強い下落を示す売りのサインとして活用されます。


⭕三法(さんぽう)

→上昇と下落を繰り返し、相場の方向性が定まらない状態(レンジ相場)を三法と呼びます。方向感が定まらないうちは相場の小休止と見ますが、大陽線が出てレンジ相場の高値を上に抜けると上昇を示し、買いのサインとされます。


〜酒田五法のパターン〜

⭕大底買いチャートパターン


画像→FX勉強.com様より


⭕押し目買いチャートパターン


⭕天井利確チャートパターン


⭕空売りチャートパターン




🔍2バガー期待銘柄分析🔍

【4235 ウルトラファブリックスHD】

時価総額 208億円
PER 8.03倍 PBR 1.48倍
ROE 16.7% ROA 6.6%
自己資本比率 42.2%
配当利回り 3.16%

⭕高級合成皮革 業界首位◎
⭕自動車関連
⭕増収増益&増配(31円→39円)
⭕2バガー期待銘柄◎
⭕四季報銘柄◎
⭕割安成長株◎
⭕中期経営計画◎
⭕五味大輔氏保有銘柄◎
⭕IR取材◎


⭕自社開発の湿式合成皮革メーカー。業界首位級。高級合成皮革の技術開発に特化。

⭕湿式合成皮革の強みを活かし自動車・航空機向けに軽量化・脱炭素ニーズを追求。幅広い業界に対応。

⭕近年、ESG(環境・社会・企業統治)で動物の殺傷につながる本革を使用しない動きも出てきており、合皮が注目を集めている。

⭕用途がバランス良く分散されており、業界ごとの好不調の影響を低減できるのが強み。

⭕自動車用は、今後も自動運転技術の進化とともに、居住性や快適性が要求されるようになり需要も増えていくと想定。

⭕航空機用は、民間航空機向けに対象市場を拡大。自動車用に比べて収益性も高く、いったん採用されると安定的な需要が見込まれる。

⭕家具用は、ホテル、レストラン、大学、住宅など、幅広い場所で使用。ラグジュアリーなレザーとして世界中の家具メーカーや建築デザイナーから高く評価されている。


⭕今期の業績予想 前期比 (会社)

売上高 210.4億円→229億円
・+8.8%↑

営業利益 35.4億円→41億円
・+15.6%↑

経常利益 28.9億円→35億円
・+21.0%↑

純利益 23.7億円→24億円
・+1.1%↑


⭕来期の業績予想 前期比 (四季報)

売上高 229億円→271億円
・+18.34%↑

営業利益 41億円→43億円
・+4.88%↑

税前利益 35億円→37億円
・+5.71%↑

純利益 24億円→26億円
・+8.33%↑


⭕2026年12月期 (中期経営計画)

売上高 271億円→307億円 
・+13.28%↑

営業利益 43億円→51億円 
・+18.60%↑

税前利益 37億円→42億円
・+13.51%↑

純利益 26億円→32億円
・+23.07%↑


⭕3年連続の増収増益。売上収益&営業利益ともに過去最高を更新。

⭕営業利益率も16.8%と過去最高を更新。

⭕中期経営計画◎

→今後3年間の年平均成⻑率(CAGR)は売上収益+13.4%営業利益+12.9%となる⾒通し。

⭕ROEは⼀旦低下するも資本コスト(11.5%)は上回って推移し、2026年度には15%台に回復。


⭕合成皮革市場

→2020年の段階で市場規模は約13兆円の市場。年7%強で成長していき、2031年には約2倍の26兆円程度になると想定。

⭕海外売上比率は当連結会計年度96.3%とほとんど海外であることがわかる。

⭕為替前提(想定為替レート)

→1ドル140円と保守的な予想。円安になればなるほど利益増加。現状よほどのことがなければ1ドル140円を下回らないでしょう。

⭕今期に関しては、1円/USDの変動に対して、営業利益で+約6,000万円の影響がある。

⭕想定為替レートを上回って推移すると上方修正も◎

⭕今後は北米だけではなく欧州向けにも注力。売上収益源の多様化&分散◎

⭕用途別では、自動車依存から航空機、家具においてはレジデンシャルに注力。

⭕大手の卸売業者とパートナーシップを組んで販路を拡大。

→新規顧客開拓により、特定顧客への依存度上昇を回避。


⭕外国人保有比率は13.50%と小型株では高め。


⭕大株主3位にはファンダの鬼、総資産300億円を超える個人投資家の五味大輔氏。(5.55% 94万株保有)


⭕競合他社は?

→当社の事業ポートフォリオは非常にユニークであり、当社が行っていることを同じように実際に行っている企業は他にありません。また自動車用や航空機用は、摩耗強度や難燃性の部分で高品質でなければならず参入障壁も高いです。


⭕2026年までに売上高は300億円に達すると予想されていますが、目標をどのように達成する予定なのか?

→自動車、航空、その他すべての事業セグメントは成長しており、それが 2026 年まで続くと予想しています。新しい市場の参入や新製品の開発をし、持続可能なビジネスにしていくことが大事。ニッチ分野でトッププレーヤーとしての地位を確立し、世界的なブランドとして認知してもらうことが今後の目標。


⭕指標的にも割安で配当利回りも3%超えと高く、業界の見通しも良好。

⭕理論株価は2745円。レーティングは2700円。(いちよし証券)

⭕2022年9月には2975円(分割前5950円)まで上昇するがその後の株価は軟調気味。

⭕海外比率が9割以上と比較的外部的要因を受けやすいのが欠点だったが、業界ごとの好不調を市場を広げることによって緩和。


⭕あまり目立たない地味株なので割安に放置されていますが、現在の位置なら期待値は高い。

⭕PER12倍、1800円付近(約1.5倍)がひとまずの目標株価。

⭕上手く時流に乗れば短期間で2バガーも十分に可能性がある銘柄。


〜四季報ガチ勢独自予想〜

⭕短期の目安

下値 1150円 上値 1800円

⭕長期の目安

2000円以上


【赤三兵銘柄】

⭕赤三兵とは、酒田五法のひとつで、その呼び名の通り、陽線が3本続く形です。


⭕それぞれ下値と高値を切り上げている状態を指します。株価の底値からの上昇パターンです。


⭕この状態がローソク足で見られた場合には、強い買いシグナルとされています。


画像→株の達人様より


赤三兵出現後の値動き


画像→ThinkMarkets様より


【銘柄選定🔍×重視するポイント📖】

⭕その企業の事業戦略が時流にあったテーマであるか。

⭕時代背景や社会環境の変化によりテーマ性は変わる。その時代にあった商品やサービスを提供できているか。

⭕ブルーオーシャンであるか。またレッドオーシャンであっても他社にはない唯一性や優位性があるか。

⭕参入障壁が高く、特殊な技術が必要なビジネスモデルか。

⭕一時的な利益ではなく、長期的に継続して利益をあげられる収益構造か。

⭕その企業単体の成長率だけではなく、その業界の将来性があるか。


いつもありがとうございます。