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ウォーター・ビジネス



今後起こりうるであろう水不足に対抗するため、各国の大手水関連企業が水源を確保すべく世界中でビジネス展開している・・・というのがこの本の趣旨である。

水=ダム、水=植物への水やり・・・という方程式を保有する私。
水源、水不足がどうのこうの以前に私は黒部ダムが富山県に存在することに驚嘆した。
以前に読んだことがある書籍、プラジェクトXにも黒部ダムの建設プロジェクトが紹介されていた。黒部ダムについて学びなさいという囁きがきこえる気がしたので少し触れよう。

黒部ダムは黒部峡谷にある水力発電専用のダムである。
ダムの深さは176mであり、貯水量は1億4700万㎥。
・・・イメージが付かない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E9%83%A8%E3%83%80%E3%83%A0


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E9%83%A8%E3%83%80%E3%83%A0


ダムといえば、水源を想起する方も多いことだろう。
その水源についても触れていこう。

どうやら水源を購入するメリットはあるようだ。(書籍を読んでいて「水源を購入する」という表現が登場した)
海外投資家が日本の水源を獲得すべく、山林ごと買収しているようだ。日本の山林は海外投資家にとってごちそうだ。もちろん林業への投資という観点もあるだろう。
ではなぜ、海外投資家にとって日本の山林はおいしい投資対象になっているのだろうか。理由は主に「格安」と「水」にあるようだ。

理由① 日本の山は皆さんがご存じのように一坪100~1000円と安い
理由② 水源のある山林を保有することで中国やインドといった水不足が深刻化している国でミネラルウォーターとして高い需要がある

購入価格と購入メリットはわかった。が、維持費がバカにならないのでは?と思われる方もいるだろう。私もそのうちの一人であった。しかし、固定資産標準価格が30万円以下は固定資産税がかからないそうだ。・・・アンビリバボー。
以前、視聴した経験がある「山林をもらう」というYouTube動画で、この30万円を意識して家屋のない山林を譲り受けるべきであるとの見方をしている方がいらっしゃった。
家屋が山林にあるだけで固定標準価格税がアップしてしまうようだ。
今すぐできる山林投資|楽待不動産投資新聞 (rakumachi.jp)

私は時々、山林バンクという山林販売サイトを眺める。そこに山林バンクというサイトがあるからだ ・・・・どこかで聞き覚えのあるセリフ。


もう一つの方程式、水=植物への水やりについてもここに記そう。
以前、文投稿アプリnoteを閲覧していた時のことだ。ある商品開発を手掛けている投稿者の記事を見かけた。内容は「受け皿のいらない植木鉢」。
目から鱗である。受け皿がいらない植木鉢といえば、そもそも鉢植えに穴が空いておらず、水抜けできない鉢植えを想像してしまう。
そして、記事を読んだ。一体どのような構造となった植木鉢であるのか非常に気になった。


https://gds.tokyo/products/one-pots-plantpot

スタイリッシュとでも表現したらよいだろうか。言うなれば現代アート的な要素を持ち合わせている。受け皿がないというよりも、プランターと受け皿が融合している。


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