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年齢とか気にするの、ワインだけでよくない?

ワインを理解する手っ取り早い方法・・・
それはブドウの種類を知ることにある。

ワインに使われるブドウはヴィティスヴィニフェラ種、ほぼこれだけである。
この変種が形、色が様々なブドウを作り出している。

ワインに精通するためには何千何万というブドウの種類を覚えねばならない、とお思いの方。
No problem.

ワインに適しているといわれているブドウは数種類。
そしてワインの多くはブレンドでできている。ブドウの割合を微妙に変化させることで味をコントロールしているのである。
しかも、ブドウには育った地域の味がする。
これを人で例えるなら「実家のにおい」とでもいえばいいだろうか。

ブドウを種類を知ることがワインを理解する手っ取り早い方法であると先述した。
これはブドウの種類を重箱の隅を楊枝でほじくることを示唆しているのではない。
「実家のにおい」に敏感になるべく、その地域の歴史、環境について知ろうということである。



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ワイン動画


ワインのドキュメンタリー番組がないかとネットで検索していたら、これに遭遇。

 テロワールとは

元々は世界最高峰のワイン生産地であるブルゴーニュで生まれた概念で、フランス語で大地を意味する「TERRE テール」、もっとさかのぼるとラテン語で領地を意味する「Territorium テリトリウム」が語源となっています。

ブルゴーニュは長年にわたる地殻変動や気象変化によって岩石が浸食や崩壊を繰り返した結果、「ほんの数メートル離れた隣の畑でもワインの味わいが異なる」といわれる特異な土地。

そのためまずブルゴーニュでブドウがどのような環境で育ったか=テロワールという考え方が生まれ、その後ほかのワイン生産地やほかの農作物にも拡がっていったというわけです。

ワインの味わいを左右する「テロワール」とは? (sapporobeer.jp)



ワインセラーとワインクーラーの違い

皆さんもワインセラーやワインクーラーというワードは聞いたことがあるだろう。
しかし、その違いをご存じだろうか。

ワインを保存するためのセラーには、ワインセラーとワインクーラーがあります。温度と湿度が調整できるのがワインセラー、冷やすだけのものがワインクーラーです。1年を通じて気温が14℃以下にならない地域はワインクーラーでも保管できます。



しかし、冬に気温が10℃以下になるような地域は、加温機能のあるワインセラーを使うと、庫内の温度を上げて適温で管理できます。なお、熟成・長期保管をしたい場合はワインセラー、短期間の保存であればワインクーラーがおすすめです。

ワインセラーのおすすめ10選 家庭用の小型から大容量まで紹介 | ビックカメラ.com (biccamera.com)

このような違いが存在していたとは驚きだ。
ワインの醍醐味はワインセラーやワインクーラーの選択、そしてそれらの機械での管理というものも含まれているのではないだろうか。

オーストラリアのワイン

オーストラリアはワインの生産国としてかなり重要な場所である。
2020年には1060万ヘクトリットルのワインが生産された。
ちなみに、、、

世界の生産量 O.I.V. は、2020 年の世界のワイン生産量(マストとブドウジュースを除く)は約 2 億 6000 万hlと予測する。 2019 年との比較でほぼ300 万ヘク トリットル(以下hl)(約+1%)増で、わずかだが増産しているとみられる。

news210610.pdf (winesfromspain.com)

オーストラリアは広大な土地を持ち、気候的にワイン造りに適している。
歴史は19世紀までさかのぼることができる。
多くの創業者の子孫はワインづくりを継承している。また、オーストラリアの多くの州は移民と密接な感性を持っている。
そのため、ワインのバリエーションが豊富となった。

1880年代からは酒精強化ワイン(アルコールを添加して造る甘口のワイン)が多く作られるようになりました。これは、ポルトガルのポートワイン産地がフィロキセラの甚大な被害を受けたためで、その代替品としてオーストラリアでの酒精強化ワインがイギリスから求められるようになったのです。輸出ワインだけでなく、国内市場においても大部分を酒精強化ワインが占めるようになりました。

甘い酒精強化ワインの時代は長く続き、ようやく変化が訪れたのは1950年代以降です。

長期熟成型のフルボディの赤ワインが登場し、発表当初は酷評されましたが、60年代に入り、フランスをはじめ世界から高い評価を受けたことで、生産が本格化します。

オーストラリアでのワイン造りも世界の流れに沿いながら、拡大していきました。90年代には、「シラーズ」が質・量ともにオーストラリアを代表するブドウ品種となりました。

2001年には「イエローテイル」ブランドがアメリカ市場で発売され100万ケース以上を売り上げました。この記録は、アメリカのワイン市場で最も短期間で売上を伸ばした伝説のワインブランドとして語り継がれています。

近年では高級ワインだけをつくるワイナリーも多くなり、ワイナリー数も急速に増えてきています。また、その土地らしさにこだわる造り手もでてくるなど、新しい流れが出てきています。

オーストラリアワインは魅力たっぷり!おすすめワイン18選 (sapporobeer.jp)

そして州ごとにワイン造りをみてみよう

・南オーストラリア州
オーストラリアのちょうど中央に位置する州。オーストラリアワインの生産量の大半がこの州を占めており、最大のワイン用ブドウ生産地として知られています。夏は暑く、冬に雨が多い気候で、フィロキセラの被害が少ない州として今でもワイン造りが盛んにされています。

南オーストラリア州で最も主要な産地として、アデレート周辺の6産地(バロッサ・ヴァレー、イーデン・ヴァレー、クレア・ヴァレー、アデレート・ヒルズ、マクラーレン・ヴェール、ランクホーンクリーク)が挙げられます。

中でもバロッサ・ヴァレーはシラーズ種の主要産地であり、大規模生産者が多く構え、良質のワインが生産されています。

・ニュー・サウス・ウェールズ州
最も歴史ある産地。オーストラリアワイン用ブドウの約2割を生産しています。辛口の白ワインや長期熟成の赤ワインが造られています。

・ヴィクトリア州
個性豊かなワインの産地が多くある州。シラーズ種を使った珍しい赤のスパークリングワインの生産地でもあります。中規模生産者をメインにワインが造られています。冷涼産地として、特にヤラ・ヴァレーではシャルドネ種やピノ・ノワール種の上質なワインが造られていることで注目されています。

・タスマニア州
冷涼な地域を生かしたワインが造られています。シャルドネ種やピノ・ノワール種を造るのに理想的な土地と言われ、上質のプレミアムワインや瓶内二次発酵のスパークリングワインで注目されています。

・西オーストラリア州
ワインの生産量は少ないものの、スワン・ヴァレーやマーガレット・リバーには、世界的に注目される生産者が多く集まっています。

オーストラリアワインは魅力たっぷり!おすすめワイン18選 (sapporobeer.jp)

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