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【メモの魔力】を読んで。 〜本を読んで得たものを自分のビジネスに転用させるためのメモ〜

ずっと気になっていた本、前田 裕二さんの『メモの魔力』を読みました!

これは仕事や人生について迷いがある人に、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

今回は『一度読んだあと、メモの魔力方式のメモを取りながらもう一度読む』ことをしてみました!

“メモ魔式” メモ方法は、アイディア発生装置である。

いわゆる『記録』をしたあと、それを抽象化→転用までするのが『メモ魔式』。
並べたファクト(事象)を頭を絞って汎用化・言語化させ、さらにそれを転用することで、単なる記録がアイディアやタスクに変化しちゃいます。

『気付きを着地させることが重要』というのを読んで、これまでの私のメモは記録プラスアルファくらいで終わってたなーと反省…。

私はこれまで、A5サイズの方眼ノートをクライアントごとに用意して、打ち合わせやふと思いついたこと、やりとりで浮かんだことなどをメモしていました。
メモは好きなのです。
思えば学生の頃から、先生の話と板書と教科書を要約してノートにまとめるのが得意でした。

けれど、クライアントノートの自分のメモを読み返すと、ふわっとしたものだけで終わっていたり、単語だけが並んでいてあとから見返すとよくわからなかったり…。
メモがあるのに、完全に記憶を頼りにしてたんですね。

今回このメモの魔力を読んで、私のクライアントノートもこのメモ魔式にすれば、よりパワーアップできそう!とワクワクです。

自己分析の、本当の『分析』とは。

ライフワークデザイナーとしては、自己分析のくだりが一番グッときました!ここは若い人たちこそ読むべき!

自己分析にこのメモ魔式を導入することで、よりしっかりとした自分のコンパス(軸)が見つかるのです。
なぜなら、単なる過去の振り返りだけでなく、そこから抽象化→転用させることで、本来の意味での『分析(細かい点まではっきりさせる)』となるから。

過去こういうことがあったなー、というところを更に掘り下げて
Why?How?What?と問いかけていけば、今の人生につながる何かが見つかるはず!(巻末特典の自己分析1000問をやれば完璧かも!)

これまた私自身の自己分析のやり直しだけでなく、クライアント用の自己分析ワークにも導入させてもらおうと思ってます(ちゃっかり)。

My PDCA?

そうやってメモ魔式自己分析をして軸を見つけたり、何かしらの課題や目標を明確にできていれば、それを胸にまたメモをすることで、目にしたもの、耳にしたことすべてが人生やビジネスの糧となる…

まさに『起こる全てのことをパワーに変える』ことができる!
究極の『時間を無駄にしない方法』です。

これ、やってみるとなんだかPDCAを回しているような感覚と似ています。
P=ファクト、D=抽象化、C=転用、A=行動、のような…
転用まで出したら、あとは行動するだけですもんね。

習慣化=成功のためのルール

メモ魔式記入方法は、

●ファクト→抽象化→転用の3ステップ
●ノートに書くのは線3本
●お気に入りのノートとペン(できれば4色)があればOK
●記号とカラーを使いこなせれば更に便利

たったこれだけです。
これってとても重要なことで、難しい(面倒くさい)ことは続かない!いかに苦なく取り組み続け、習慣にできるかが問題なんですよね〜〜〜(自戒 笑)!

そしてそのためにも、モチベーションが上がる仕組みづくりが必要だなと思いました。
そのための『お気に入りのノートとペン』ですね。
私は消せるフリクションがお気に入りなので、早速4色タイプを1本、メモ魔用に買ってきました。
早くメモ魔オリジナルノートができないかな〜!

メモ魔式メモの効能としては、ここまで書いたこと以外にもたくさんあります。
なんにせよ大切なのは記録のためでなく知的生産のためにメモをとること、メモしっ放しで終わらせないこと。

単なる『メモのとり方=ノウハウ』ではなく、『メモは生き方=姿勢』であるという著者の哲学は、読み進むにつれて納得できました。
前田さん自身の過去なんかも、ストーリーとしてこの本には必要不可欠で、本当に面白かった(愉快という意味ではなくて)。

元気がないとき、なんだかモヤモヤしているとき、この本を横にノートを開いてメモをする…
それだけで、未来への扉が開くような気がします。

ということで、この本もまた『娘に読ませたい本棚』へ追加決定です!

このメモ魔式、想いを文章化する時(例えば本のレビューなど)にも役立つなと思いました。

●ファクトを書き、それはこういうことかな、と抽象化を書く
●自分や相手に置き換えて転用を書く
●緑で書いた主観も混ぜ込んで
●標語をキャッチコピーやヘッドラインにして、間にうまく挟む
●サマリーを書いてタイトルにする

で、出来上がったのがこの文章です。
便利〜っ(笑)!


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