月を思い浮かべる時に聞きたいハープシコード曲 月

月のハープシコード(チェンバロ)演奏です。

ハープシコードって何?と言う人の為に解説するとピアノの古いタイプの楽器だと考えて下さい。

月は地球の大きさの凡そ4分の1しかないのですが、その引力は凄まじく、満ち潮、引き潮でご存じの通り、地球の海面を広範囲に渡り数メートル引き上げる力があります。

勿論、地面も同じ引力を受けています。しかし地面は固体であるために見た目に大きな変化はありませんが、月の引力は実際に大きな地震を引き起こす切っ掛けにもなっています。

地震予知は出来ないというのが現在の定説ですが、それもその筈で地震は地質学だけでなく、様々な学問の分野から検討しなければなりません。その一つが月の引力です。

地球に月の引力が掛かると地層断面に滑りを起こさせます。この滑りが地震の一つの原因になっています。

人間も月の引力の影響を受けていますが、地面全体が引き上げられますので、その上に暮らしていると全く月の引力を感じることが出来ません。

例えると新幹線に座って乗っていると自分も椅子も、さらに自分の横の人も動いていないように感じますが、実際は時速300キロ近いスピードで移動しているのと同じ感覚だと思って下さい。

この引力ですが、ニュートンが発見したというよりは、ニュートンがはっきりさせたという方が正しいかもしれません。全てのものに引力が生じるという考え方は、物質の全ては原子から出来ているという共通の事柄に拠るものです。

そう、つまり引力の正体は実は電磁場です。

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