見出し画像

駐妻が現地採用として働く話

こんにちは、今日は近々タイで働き出そうかなと思っている中での転職活動絡みの話を・・・(唐突)

私は昨年主人の転勤で、帯同ビザを取得しタイに来ました。そのためタイで収入を得ることはできず、今は働くことができない状況です。恐らく大半の駐妻さんはこのビザでタイに滞在しているんじゃないかな、と思います。

前職を辞める前に、海外に行くなら現地でしかできない経験を全部したいという思いで、遅かれ早かれいずれタイで働くことを前提に退職→渡泰しました。(主人の会社に配偶者が働けることの確認を取った上で)この半年強の間はひとり旅してみたり、インターンシップとして学校でボランティアに近い活動してみたり、お友達と国内旅行にいってみたり、、と今までできなかった何にも変えられない素敵な経験ができました。でもやっぱり同期が仕事で活躍している話を耳にしたり、1人の時間が増えると色々と考えてしまうこともあって、、タイでの過ごし方に「正解」なんてないし、それぞれが思い思いの楽しみ方・充実した時間を見出せることが一番幸せなことだと思いますが、私にとっては「働く」ことが自分の経験や価値を高めるための1つツールとして必要だなと感じたんです。

私の場合、転職活動ができるという土俵に上がれていること自体とても恵まれていることだと思うのですが、中には配偶者が現地で働くことを禁止している会社もたくさんあるようで・・確かに任期が決まっている駐在員帯同できている身なので制約が伴うことはあると思いますが、少なからず私のように現地でキャリアを築いてみたいと思う人がいる以上、今後もっと柔軟になれば良いなと思います。
働くことが偉いということではなくて、女性の社会進出を「駐妻」という理由で遮断されてしまうことが悲しいなと思いました。

そんなこんなで前職はゴリゴリの日系企業で営業をしていたのですが、今回は上司が海外の方であったり、公用語が英語の企業という軸で職探しをしています。
ただ、転職活動も現実はトントン拍子ではいかず、いずれ帰任することが決まっている人を雇えないという理由でたくさんお祈りされている状況です。
その中で、先日面接に進んだシンガポール人女性が上司の会社は、私が駐妻であることは聞かれない・年齢も結婚歴も聞かれない。私の取り巻く環境ではなくてその人の中身を見て判断しますと最初に言い切って下さいました。結婚していても、子供がいてもいなくてもあなたを雇いたいと思えば働ける環境と働き続ける為のサポートをしますという言葉を最後にいただいて、何だか久しぶりに私自身の人となりや性格を見てくれている人がいたんだ・・と嬉しくなりました。(といいつつ、まだ内定出ていません笑)20代でキャリアを捨ててきたなんて勿体無い!と仰る方もおりますが、捨ててきたのではなくて広げにきたと言えるように頑張りたいな〜と思えるそんな時間でした(しみじみ)。

今回も、感想文のような記事にお付き合い頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?