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人は変われる-anan2252号に寄せて-

その夜はもうなぜか楽しくたまらなくて、
何も考えず、日本酒をたらふく飲んでいた。
酔いに任せて知らないうちに布団に入っていた。
夜中気分が悪くなって目が覚めて、
半分酔ったままネットサーフィンをしていたら
なにやらTwitterが荒れていた。

私の最推しである丸山隆平さんが、ananの表紙になるとのこと。
え…何の特集…?筋肉!?あの丸山さんが!?

震える手で表紙画像を開いた。

https://magazineworld.jp/anan/


......!?

身体…え…?めちゃくちゃ痩せてる…

いや、身体、どうした、、、!?
いつの間に。顔がほっそりとしたとは思っていたけど。

うわあ、うわあ…めちゃくちゃきれいになってる…
めちゃくちゃ美しい。びっくりした。
単に痩せただけじゃなくてなんていうか、内側から光ってる感じ。


今までのイメージといえば、
丸山さんの腹筋イコール、ワンパック。

色々な意見があるとは思うけど、私は腹筋が割れている丸山さんは割れている丸山さんとして好きだし、お腹が出ている丸山さんはお腹が出ている丸山さんとしていいなあくらいに思っていた。

例えると、ラーメンのこってりさっぱりのどちらが好きというより、こってりにもさっぱりにも良さはあって、それよりラーメンそのものを愛しているということが前提になっているじゃないですか。
全然例えられてないですか?すみません。

おいしいごはんを食べて幸せになって、
「休日はソファで出前を食べて寝て、また出前を食べて過ごしている」という丸山さんがすごく好きで、
大きく育ったお腹をみて
「幸せの数だけ大きくなったんだなあ」と思っていた。

そして正直、だらしない生活を送る私自身が、
そんな丸山さんに逃げているところもあった。
わたしのワンパックはマルちゃんとお揃いだしまあいいか、くらいに思って
日々酒を煽り、好きなだけ食べ、休日はベッドに縛り付けられたかのように動かない。


ベースや歌、ダンス、演技、MC…。
丸山さんが努力を積み重ね変わっていた姿を何度も見て、感動してきた。
しかし、身体のことに関しては諦めている面もあるんじゃないかと勝手に思い込んでいた。
私が、苦手な運動を避けた人生を送ってきたことと同じように。

しかし、今回、丸山さんは変わった。


相当な努力をしたんだろう。食べることが大好きな丸山さんが、食事制限…運動…日々の激務をこなす中で…ドラマもCDもレギュラー番組もあるのに…

彼は逃げなかった。
変われるという姿を、見せてくれた。
健康のため。パフォーマンスのため。
そして、「ファンのために」と。言ってくれていた。

これだけ福利厚生が充実しているファンは他にいるだろうか、と丸山隆平さんを応援しているといつも思う。


私はどうだ。
苦手なことに挑戦して挫折することが嫌で、諦めることに年々慣れてきていた。
身体のことや、運動のことだけじゃない。
飛び込まなければわからないことがあったら、まず飛び込まない言い訳を考えている自分がいる。
半分酔った頭で、自分があまりにも情けなくて泣きそうになった。


37歳の丸山さんが文字通り身体を張って、変われるということを見せてくれた。

挑戦し続ける関ジャニ∞を応援しながら、私はどうなりたいか問いかける。

とりあえずは健康のために、自分がかっこいいと思える自分でいるために、そして体力が不可欠な仕事のために、落ちた筋力を少しでもつけられるように動いていこうと、はじめて本気で思った。

今日はYouTubeの筋トレを10分やったら、息が切れて死にそうになった。初心者向けのこのメニューも、満足にこなせていない。道は険しい。


私が関ジャニ∞を見ていて一番感じるのは
「変わりたいと思えば変われる」ということ。
過密スケジュールを全く言い訳にせず
努力を怠らず、なりたいものを目指して進んで
変わっていく彼らに、何度も何度も驚かされた。
歌声も、演奏も。それに対する姿勢だって、変わっている姿を見た。
苦手を避けて笑いに変えれば楽なことだってある。
しかし、彼らはそれをそのままにしない。
苦手を飲みこんで、強みに変えているんだよ。本当に。

どちらかと言えば昔は「笑いに変える」回数の方が
多かったんじゃないかと思う。
一番難しいのは、その姿勢を変えることだと思う。
大人になればなるほどそれは難しくなるけど、確かに彼らは変わっていった。

あーもう、最高にかっこいいな。

これだから、やめられない。関ジャニ∞を応援していると何が起こるかわからない。世界は広がるばかり。
大好きだ〜。


今日の一曲

友よ/関ジャニ∞

https://www.infinity-r.jp/discography/3114

心安らげる場所なんて永遠じゃねえ
そんな時感じるべきは孤独じゃなく決意だ
「何熱くなってんだいい歳こいて…」って
齢にかまけて己を曲げてたまるか





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