清水康司 @演劇を身近に

演劇に関する仕事や活動をしている大阪男子・清水康司が試みる、演劇を身近なものにしていく…

清水康司 @演劇を身近に

演劇に関する仕事や活動をしている大阪男子・清水康司が試みる、演劇を身近なものにしていく活動。

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自己紹介-演劇の経験を活かして-

私は現在、演劇に関する仕事または活動を主にしています。ここに辿り着くまでに、絵を描いたり(セツ・モードセミナー)、小説・エッセイを書いたり(大阪文学学校)、学習塾講師・事務運営、等々、遠回りしてきました。演劇の世界にどっぷり浸かっていないからこその視点で、このコストパフォーマンスの悪いものをどのように続けていくか、また、少しでも多くの人に身近に感じてもらえるものにしていくか、実験と検証をしていきます。 演劇の効用「演じる」ということは、誰しもが日常でやっていることです。その

    • なんば駅~「メビウス」会場・難波サザンシアターまでのご案内

      地下鉄なんば駅から、難波サザンシアターまでの道順御堂筋線なんば駅の北西改札を出てすぐ、左へ曲がります。 四つ橋線、JR線をご利用の方は、途中まで飛ばしてご覧ください↓ 改札を出て左を向き、なんばウォークをまっすぐ進みます。ここからしばらく直進です。 英国屋が見えてきますが、その横の道をまっすぐ進みます。 ひたすら直進。 まだまだ直進。 なんばWALKを抜けると、左手に地下鉄四つ橋線「なんば駅」北改札が見えてきますが、もう少し直進します。 四つ橋線でお越しのお客さま

      • 「メビウス」稽古1回目

        舞台公演のための稽古の様子を記録していく試みの第1回目です。 稽古の進め方全体を4回に分けて、舞台の使い方、演技の方向性をすり合わせしながら探っていくことにしました。 その後、シーン毎にしっかりとつくり込んでいくことにします。 今回の台本「メビウス」には、唐突に、登場人物ではない「ナレーション語り」や「心の声」がセリフとして書かれています。 1つの役の心情の動きを丁寧に構築することは不可能です。公演を前提としたの脚本というよりも、読み物としての戯曲という印象。 新劇出身で

        • 演劇公演の稽古過程

          2024年3月1日~3日、座席数30程度の小さな劇場で上演する演劇公演出演の機会に恵まれました。 私・清水にとって1年半ぶりの舞台公演。 せっかくなので、今回の稽古過程を何らかの形で公開できないかと目論んでいます。 きっかけ最近、朗読公演において、稽古過程をオンライン配信にて公開し、1つのコンテンツとして成立させているのを目の当たりにしました。 その朗読公演は本番や稽古配信に限らず、いろいろな観点と方法で自分たちがやっていることを価値あるものとして形にし、多方面の方々に楽し

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        自己紹介-演劇の経験を活かして-

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          【JAZZと朗読】「The glory day-栄光の日-」オンライン・ドラマリーディング

          誰でも手軽に出来る演劇のカタチを探ろうと、2021年、コロナ禍での生活の中、リモートで作品を制作してみました。基本的には、オンライン会議アプリ「zoom」を使った1発録りで行っています。  作品: The glory day  脚本: 江中桃子  出演: 清水康司 (をまちながら)、寺嶌奈穂美 (結社わだち/KN企画)  劇中歌: 「The glory day」作詞・作曲・歌: 寺島琢哉 間もなく店を閉じるジャズバーと、それを機に離婚する夫婦。別々の道を行く男女の「栄光の日」とは? 江中桃子氏による書き下ろし作品をリモートで朗読。

          【JAZZと朗読】「The glory day-栄光の日-」オンライン・ドラマリーディング

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          理想の公演形態の1つ【舞台公演】

          2020年から2021年、コロナ渦で芝居というものは、必ずしも必要なものではないと感じています。ですが、現在のような状態から解放された日常に戻ったとき、きっと必要なものになると信じています。 演劇の効用「演じる」ということは、誰しもが日常でやっていることです。その場所、状況や相手によって対し方を使い分けています。 対して、1つの作品の中で、決まった役割を演じるということは、本来の自分ではない別の境遇にいる自分として生きる、不自然な行為と言えます。 しかし、社会に上手く適

          理想の公演形態の1つ【舞台公演】

          文芸・ことばの部屋

          自粛期間中、せっかくYouTubeをはじめてみたので、今後の何かしらにつながるよう、小説や戯曲など「ことば」に関することについて配信するチャンネルをはじめることにしました。 ここに上げるものは、そのものを商品として考えてはおらず、今後の活動に役立つ1つの素材として、現在、少しずつ更新中です。 我々・現代人がその生きる歩みの中で感じたストーリーを伝え合える。それを可能にする道具は多岐に及び益々発展しています。 反面、刺激的なものに溢れる現代では、心に響く良品は目につかない

          文芸・ことばの部屋

          【備忘録】オンライン上での活動_1

          これまでSNSやオンラインでのつながりに対して、あまり積極的ではありませんでした。特にTwitterに関してはあまり良い印象がなかったため、2019年秋から「をまちながら」の活動を始める際にようやく手を付けたくらいです。ですので、ここで記す内容は全く価値のある内容ではありません。この状態からどう進歩していくかが分かるように記録しています。 2020年春、それぞれ物理的な身動きが取りづらい状況に置かれたこともあり、オンライン上では凄い速度で様々な取り組みがされています。表現行

          【備忘録】オンライン上での活動_1

          演劇との向き合い方

          以前の向き合い方私はこれまで既存の権威の力に直接的・間接的にあやかって活動を続けてきました。目まぐるしいスピードで進歩を続けるテクノロジー、そこに生きる人間の時代背景の変化により、業界に求められるニーズも大きく変わり、随分前から変化が求められる状況であったにも関わらず、少ないながらも演技を用いて収入を得ていた私はある意味、思考停止してただ個人の能力を磨くことに特化して生きていました。 転機しかし、数年前、全く違う場所で演劇をしていた従姉が病気で亡くなったことが、私に多くのこ

          演劇との向き合い方

          思案中

          昨日、昼間に外を歩いていてコケました。 何てことのない段差を普通に降りて、どこにもつまづいていないのにフッと足の力が抜けて静かにコケました。 目撃した人は「あの人急に座りはった」くらいに思ったことでしょう。 でも、生地の薄くなっていたデニムの左膝部分は見事に破れて擦り傷が……。 自粛による運動不足か……😱💦 日々のルーティンとして、プランク5種を計4分。腕立て伏せ50回、懸垂15回程度を続けています。加えて、片道約15分の距離を徒歩で移動。あと、気が向いた時に日舞の振りを

          をまちながら の舞台公演1

          「をまちながら」としての舞台公演は、2020年1月31日(金)~2月3日(月)に、鴻上尚史作「TRANS(トランス)」を、1ステージ45席程度設けることが出来る会場で6ステージ上演致しました。 2時間出ずっぱりの男性2人女性1人の3人芝居を、回によって、清水と佐竹の役を入れ替えるという挑戦。 両バージョンのゲネプロ画像を、下記「をまちながら」YouTubeチャンネルにて公開しています。 Aバージョン Bバージョン 私にとっては初めての自主企画公演。能力的に向いていな

          をまちながら の舞台公演1

          を待ちながら

          「をまちながら」というネーミングは、ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」の題名から拝借しています。 いまを生きる私たちは何のために、何を待ちながら生きているか? 「をまちながら」は、自分たちが身を置いている崖っぷちの現状を何としても生き抜き、現代社会において見落とされがちである「形をもたないもの」の価値を認めていただけるようなものをお届けしようと歩を進めています。皆さまの、そして自分自身の、また、誰もに共通する「~を」求めて。 奇しくも、2020年現在の私たちは、「ゴド

          をまちながら について

          大阪府高槻市の中年演劇人2人で立ち上げたユニット「をまちながら」主宰の1人、清水康司です。 現在、俳優としての活動を主にしていますが、演劇に辿り着くまでに、絵を描いたり(セツ・モードセミナー)、小説を書いたり(大阪文学学校)、学習塾講師・運営、等々、遠回りしてきました。この遠回りしてきたことが、現在の私の財産となっています。 「をまちながら」は、清水と佐竹仁を中心に、様々な経験を積んだ方々と関わり、共にその能力を用いて、あらゆる意味で「いま」を生き抜くための道を開拓しよう

          をまちながら について