を待ちながら
「をまちながら」というネーミングは、ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」の題名から拝借しています。
いまを生きる私たちは何のために、何を待ちながら生きているか?
「をまちながら」は、自分たちが身を置いている崖っぷちの現状を何としても生き抜き、現代社会において見落とされがちである「形をもたないもの」の価値を認めていただけるようなものをお届けしようと歩を進めています。皆さまの、そして自分自身の、また、誰もに共通する「~を」求めて。
奇しくも、2020年現在の私たちは、「ゴドー~」の世界のように、先の見えない状況に置かれています。
自分たちが助走第1歩となる第1回舞台公演「TRANS(トランス)」を上演したのは、コロナウイルスの存在が知らされ始めた時期でした。数ヶ月経っての現状を考えるとゾッとするタイミングです。少しでも上演時期がズレていて、上演できていなければ「をまちながら」は実体のないユニットになるところでした。
当時はまだ現在のような感染拡大も認められておらず、ウイルスの実態も明確でなかったため、現在各所でみられるような対策はとっていませんでしたが、幸運なことに公演関係者とお客様の中に感染者は出ていません。
清水も佐竹も現在、ご多分に漏れず身動きのとれない状況に立たされています。迫りくる未知のウイルスへの恐怖と将来に対しての不安しかない窮地に追い込まれた状態。このような時だからこそ心を静めて、希望を失わず、いまを生きていくための発信をしていきたいと思っています。
同じ時代を生きる皆さま! ともに生き抜きましょうーー。
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