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海から発想を広げてみよう@唐桑小

日付(所要時間):2023年6月9日(計45分)
場所:唐桑小学校
学年:5学年
概要:オリエンテーション
コーディネーター:三浦・渡邊

5年生の授業で探究オリエンテーションを実施しました。唐桑小学校では、海の探究活動(通称:海探)という名称で探究活動が行われています。
テーマは、"世界につながる海の「今」を探ろう”
今日は個人のテーマ設定前に、海について発想を広げ、興味関心を引き出すワークを実施しました。

まず初めに、1〜4年生の活動の振り返りを行いました。
模造紙にこれまでの生活や総合学習の授業で学んできたキーワードを書き出します。

「サケの放流」「カキの歴史」「神社」…。たくさんキーワードが出てきます。それもあった!懐かしい!と、キーワードを書きながらこれまでの4年間を思い出せたようです。

続いて2グループに分かれ、「海」から連想するワードを挙げてマインドマップを作成しました。どちらが数を多く出せるか、グループ対抗で挑みます。時間は5分。よーい、スタート!

「ゴミ!」「海藻!」「プランクトン!」「漁師!」「養殖!」「カジキマグロ!」「塩分!」「流木!」
勢いよくたくさんのワードが出てきました。さすが、唐桑の子どもたち。

マインドマップを作成した後は、JICAが出している「SDGs動画 / ゴール14 / 海の豊かさを守ろう 」動画を視聴しました。動画では漁獲用や海洋プラスチック問題についてクイズ形式で出題されているため、みんなで声を出しながら学びました。

また、コーディネーターから「世界につながる海の問題って、他にどんなものがある?」という問いに対して、地球温暖化や食品ロスと新たな問題を挙げてくれました。

今後は振り返りやマインドマップで出たキーワードの中から、自分が興味関心のあるテーマを選んで探究していきます。
「海」といっても、色んな視点で捉えることができます。まずはとことん広げ、可視化させながら整理していくと自分の関心が見えてくるかもしれません。

計画段階ではマインドマップで言葉が出てくるだろうかと不安に感じていましたが、3分間だけでもたくさんキーワードを吸い取ることができました。唐桑と世界の海について、たくさん考える時間となったのではないでしょうか。
こらからどんなテーマを選んで探究していくか、今からとても楽しみです!

(文・気仙沼市探究学習コーディネーター 三浦 亜美)

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