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そうだ 海外、行こう 探究学習塾ナミカゼ#Special

日付(所要時間):2022年11月15日(計90分)
方法:オンライン(Zoom)
場所:気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ(スクエアシップ)
学年(人数):1〜3学年有志(計4名)
概要:探究学習塾ナミカゼ スペシャル
ゲスト:マンチェスター大学・大学院のOB・OGの皆様(全7名)
コーディネーター:加藤・渡邊他

今回は、探究学習塾ナミカゼのスペシャル回、グローバル編。なんと今回の企画は、Manchester Day of Actionというイギリスのマンチェスター大学・大学院のチャリティーイベント ✕ 探究学習塾ナミカゼとのコラボレーション。

同大学・大学院を卒業し、今では世界を股にかけ様々な業界で活躍されている日本人OB・OGの方々と、オンラインでつなぎ、対話を行いました。

働き方って多種多様

最初は、自己紹介からスタートです。高校から海外に留学したり、大学を卒業し、一度働いてから大学院に進学したり、と大学院に入学するまでも、皆さん様々な道を歩んできています。

OB・OGの皆さんに共通していることは、これまで1つの会社などに留まっていないこと。そして、どこか寄り道をしてきていること。

働き方って1つじゃない。
ときには、回り道したっていい。
その時やりたいことを素直にやればいい。

自己紹介を通じて、聞いていた高校生は、そんなことを感じたはずです。

終身雇用が崩壊しているともいわれているこの時代。日本または世界で活躍されている方々のこれまでの人生の歩みを聞くことは、高校生自身が進路を考えるうえでも、参考になったことでしょう。

留学中を一番象徴する写真

自己紹介に続くコーナーは、写真にまつわるエピソードトークです。個性豊かな写真が並んでいますが、”人”との写真がずらりと並んでいますね。


様々な国籍の人達と、たくさん会話をしたり、食事をともにしたり、遊んだり、と学業だけではない留学の醍醐味を写真を基に話してもらいました。

異なる文化の人達と交流して、広い世界に触れることは、海外に飛び出すことで得られる貴重な財産です。

これまでの人生で行ってよかった絶景

写真にまつわるエピソードトークの第2弾は、”絶景”

日本の外にあるダイナミックな自然に触れることは、海外旅行の醍醐味。真ん中の写真にまつわるエピソードでは、アフリカのダイナミズムに触れて、自分の悩みなんてちっぽけで、上を向こうと思ったそうです。

意外だったのは、上の8枚のうち2枚の写真は、日本で撮影したものであること。日本は世界の国々の1つであって、改めて日本の良さを噛みしめることができるのは、旅行ではなく留学などで一定の期間、海外に行ってみてこそ味わえるものかもしれません。


自由に生きていこいうぜ

OB・OGの皆さんには、事前に紙とペンを用意していただき、テーマに基づいて、高校生へのメッセージを含め話をしてもらいました。

トークテーマはこちら。
・あのとき(高校生のとき)にやっておけばよかったこと
・なんで海外にいこうと思ったきっかけ(転機)や苦労話 
・いまの仕事のやりがい

ここでは書き切れないですが、特に印象に残ったメッセージを4つ。

「(高校生を振り返ってみて)好きなことに全力で、そして苦手なことにもチャレンジしてみればよかった。苦手なことにも臆せずチャレンジすることで、道が切り拓ける。」

「(日本と比べて海外で出会った人達は)自分らしく”自由”に生きていると感じた。”自分”をそして”あなた”を大切にしている。」

「1億人を相手に仕事をするんじゃなくて、世界(70億人超)を相手に仕事がしたい。」

「(海外では)別人になれる。」

Q&Aセッションでは、参加した高校生からは、たくさんの質問が飛び出てきました。

高校生からの感想は、今すぐ海外に行きたくなった、留学への気持ちがより強まった、などの声が聞かれました。海外をどっぷり経験したからこそできる濃密な話に触れて、参加した高校生のなかにあった”殻”にヒビが入った音が聞こえた気がしています。

「そうだ 海外、行こう」というタイトルで、高校生に海外を身近に感じてもらおうという思いから温めていた本企画。気づいたら、まるで海外にいるような、そして参加者全員がすぐにでも飛行機に乗って海外に旅したくなるような、そんな時間が流れていました。

It's Time For Your Break Through.

最後に、マンチェスター大学・大学院のOB・OGの皆様、貴重な機会をありがとうございました!

(文・気仙沼学びの産官学コンソーシアム 渡邊 国権)




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