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「疑う」という愛情

「相手の気持ちになれ。」

と小さな頃から何万回も言われてきてるけどさ。




・・・なれないよね。

だって相手になった事ないもん。


人の気持ちを読み取るのは難しいけど
子どもに至っては尚更だ。

急に泣くし
急に笑うし
急に寝るし
急にお腹減るし

子ども自身も気づいていない感情をこちらが分かるわけがないし、読み取れる訳がない。

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想像力

じゃあ分からないから諦めるのか?

もちろん違う。


大切なのは

「想像力」


「どうしてこう思っているんだろう?」
「どうして笑って(泣いて)いるんだろう?」
「この伝え方はどう思うかな?」
「何をしたら喜ぶかな?」
「どうしたらやる気を出すかな?」
                                                                .....etc

ありとあらゆる想像力を働かせる。

この想像という行為を放棄して
「自分はこうだった」
「TVでこう言ってた」
という、自分の経験や固定観念だけで接する思考停止状態が一番恐ろしい。


↓こんな気持ち分かるわけがない↓

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本人も気づいていない

そもそも、大人も子どもも関係なく
自分の気持ちに本人すら気づいていない。
という事の方が多いと思っている。


だから僕はどんなに信用している人でも

相手の言葉を簡単に信じない


信じた瞬間に想像力は働かなくなるから。


そう。
信じる」という行為・言葉はとても綺麗で美化されやすいけど
信じる方が楽
信じる事は手抜き
だったりもする。

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疑うことが愛

相手の事を想うからこそ簡単には信じない。

・本当はもっと嫌な思いしてるんじゃないの?
・誰にも話せなくて困ってる事あるんじゃない?
・他に伝えたい事絶対あるでしょ?

僕はこんなスタンスで人と接している。

疑う事が相手への愛

疑う事が思いやり

だと思うから。

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それでも!
これだけ疑って、相手のことを思って、考えて考え抜いた末に辿り着いた行動を相手にしてみても、期待通りの反応にならない事なんて日常茶飯事。
正解なんていつもわからないし、心は想像を超える。

そう言えばミスチルの櫻井さんも言ってた

"人それぞれの価値観 幸せ 生き方がある
「他人の気持ちになって考えろ」
と言われてはきたけど 
想像を超えて心は理解しがたいもの"

          口がすべって/Mr.Children

だから
正解じゃなくてもいいから愛だけは感じてもらう
という事が大事なのかな。



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