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毒親と縁を切った話

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実の親と調停して、北の大地に逃亡した話。
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毒親と私 -過干渉の根-

毒親と私 -過干渉の根-

前回の記事では褒めてほしいときに褒めてもらえなかった。
認めてもらえなかった。
そんなことを20年近く引きずっている。ということを書きました。

「それだけの理由で、育ての親を毒親呼ばわりするの?」
そう思われるかもしれません。

本格的に両親のことで悩み苦しむようになったのは、高校を卒業してからでした。
それまでは私の行動や発言が原因で口論になったり、脅されたり、金銭を要求されたりすることはなか

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毒親と私 -わたしはわたし-

毒親と私 -わたしはわたし-

私は一児の父です。

親となった今でも考えてしまうことがある。
「親とはなんだろう」
「父とはなんだろう」
「親が子にできることはなんだろう」

なぜ、こんなことを考えてしまうのか。
その理由はきっと
誰も教えてくれないからなんだと思う。

家庭でも、学校でも、社会でも、
親のするべきこと、子供の育て方、教育費にかかる総額など...

親に

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毒親と私 -毒親とは-

毒親と私 -毒親とは-

おはようございます。
今日は2020年1月5日。

お正月をご家族揃って団欒されたご家庭も多いことでしょう。とても大切なひとときですよね。
どこにでもあるお正月の光景なのかもしれません。

でも、私が両親とお正月を過ごすことは二度とありません。
お正月に限らず母の日、父の日、それ以外の日だって会うことはないでしょう。
死別したわけではありません。

両親と親子の縁を切った。というお話です。

-注

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家族と縁を切った、というお話

僕のことを冷たい人間だ、そういう人もいるだろう。

だって、僕は産み育ててくれた親との縁を切ってしまったのだから...

❇︎

母は長男である僕に対して「期待」していた。

子供の頃、僕は誰かと比べられたり、些細なことで怒られることが多かった。
身長の高さであったり、テストの点数であったり、それは些細なことばかりだったけれど。

中学生を過ぎたあたりからは「自分はこうありたい」という自我も芽生え

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