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わたしがエシカル&サステナブルに心惹かれるワケ①

例えばシャンプーを選ぶとき、
例えば洋服を買うとき、
例えば友達と行ったレストランでメニューを選ぶとき…
日々のあらゆるタイミングでわたしの頭の中に浮かび上がる、
「より倫理的なのはどれ?」

わたしの生きていく日々において、当たり前に存在しているエシカルやサステナブルな思考。

そもそも、なんでそんなに心惹かれるようになったのかについて、今回は書いていこうと思います。


まず、わたしがなぜエシカルやサステナブルをこんなにも重要視しているかというと、
国際問題をなくしたいという考えが根底の部分に存在しているから

わたしと国際問題との出会いは、中1の頃、英語の教科書に書かれていた、たった見開き1ページの例文。
内容はもう20年近く前のことなので忘れてしまったけど、でも当時のわたしには衝撃だった。
国が違うだけなのに、こんなにも置かれている立場が違うのかと。
けれど子どもができることって少ないもの。しかもわたしの親は所謂毒親で、わたしの意見はすべて真っ向から否定する人だった。
だから、家庭の中で何かを変えるとか、募金するとかもなかなか難しくて、図書館で借りてきた本を読んだりテレビを見たりして、ただ知ることだけしかできなかった。
大学も国際学部に入りたいとか、ひとりで発展途上国と呼ばれる国に行ってみたいとか思っていたけど、親に否定されて叶わず…
仕方なく、ひたすら図書館を利用する日々。。
そうこうしているうちに、なぜか心惹かれた国、アフガニスタン。
アフガンやイスラム教の本を読んで、行ってみたいと夢見て、時には何もできない自分やアフガンのことを考えて涙をこぼして。
当時は国際協力って行くことだけしかないと思ってたんだよね。
でもこの1年くらいで、中村哲さんというアフガンで医療活動や灌漑活動をされていた方の著書を粗方読んだ結果、
国際協力は行くだけじゃない、むしろ何もできずに行っても(特にアフガンのような差し迫った国では)かえって邪魔
と考えを改めた。


知っていますか?
わたしたち先進国と呼ばれる国や、一部の富裕層の無責任な行動の積み重ねによって地球温暖化が加速した結果、
アフガンの貴重な水源が枯れ、水がなくなり、土地が砂漠化し、当然作物も作れず、かと言ってお金がないから食べ物を買うこともできず、餓死した人が大勢いること。

そして、いまもまだ、餓死線上に多くの人がいること。

いま餓死線上にいる人を助けることはごめんなさい、わたしには直接的に何かすることはできません。
けど、これ以上の犠牲はなくすべきだし、地球温暖化を食い止めることが回り回って国際問題まで解決できるかもしれないなんて、普通にすごくないですか?

地球温暖化を止めるには、そう、エシカルでサステナブルな選択を積み重ねること。

これが、わたしをエシカルやサステナブルに推し進めた理由のひとつです。


何もできない自分に嫌気が差した10代。
けどいまは思う。
当時のわたしが、知ることしかできないからとその知ることすら諦めてしまわずに本当によかった。
だって、その悔しくてやるせない気持ちを抱いたからこそ、いまこうしてエシカルやサステナブルに向かうことができたから。



続きます。


※中村哲さんの著書は5冊読んだけど、これがイチオシ
この本なら中村哲さんのアフガンでの壮絶な医療活動や、医師として行ったのになぜ灌漑を行うことになったのか、それらが分かります。
特に、最後の章のわたしたちへのメッセージは必見。


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