見出し画像

37/サイズを変えることの不思議

<3,001文字>

【記事のポイント】1960年代は、ヨーロッパから移住したアーティストによってではなく、アメリカ生まれのアーティストたちが世界の最先端になった時代です。ニューヨークは、20世紀の首都でした 😊


第4章/6. 大きな魔法と小さな技術


ペギー・グッゲンハイムが開拓し、ベティ・パーソンズが最初の収穫を得たニューヨークの現代美術市場。
そこで最高の成功をおさめたのは、20世紀最強の画商レオ・キャステリでした。
ロバート・ラウシェンバーグとジャスパー・ジョーンズというネオダダイスムの二人の巨匠は、ともに彼の画廊の所属です。

他にも、ロイ・リキテンシュタイン、クレス・オルデンバーグ、アンディ・ウォーホール、フランク・ステラ、ドナルド・ジャッドという豪華な顔ぶれでした。
レオ・キャステリ画廊には、1960年代を代表する世界的アーティストが集結していました。

ここから先は

2,648字

現在の日本の文化がいかにしてつくられたかを、ルネサンス以来の大きな流れの中でひもときます。

マインドブロックをつくり出しているのは、自分自身です。それが腑に落ちると、すべては一気に好転し始めます。ただし、つくり出す過程は『自分一人…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!
1975年には、時間意識の大きな断層があります。 そのことをテレビマンガをテーマにひもときます。

日本人の意識が、なぜ1970年代に大きく変わったのか? それは、ビデオの登場によって映像の視聴体験がまったく別の形になったからです。 ビデ…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?