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文化史的セルフイメージ・アップ

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マインドブロックをつくり出しているのは、自分自身です。それが腑に落ちると、すべては一気に好転し始めます。ただし、つくり出す過程は『自分一人』だったわけではありません。背景には、も… もっと読む
現在の日本の文化がいかにしてつくられたかを、ルネサンス以来の大きな流れの中でひもときます。
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#テレビ

文化史的セルフイメージ・アップとは?

「対象・内容・価格」表示に関する解説は、こちら ▼▼▼ <6,312文字> この記事の目的は、…

「モダンの5つの仮面」とは?

「対象・内容・価格」表示に関する解説は、こちら ▼▼▼ <1,370文字> あなたは、子供の頃…

01/記憶は中に取り込み、記録は外に刻むこと

<3,004文字> 【記事のポイント】記憶と記録は似ているようで、まったく違う活動です。そし…

02/見ずに信じるか? 見るから信じるか?

<2,886文字> 【記事のポイント】『この目でみないと信じない』という表現がありますが、そ…

03/選べることの喜びと苦悩

<2,757文字> 【記事のポイント】「見たい番組を見られない」という不可能性に対する絶対的…

04/時間の形を思い浮かべてみる

<3,296文字> 【記事のポイント】「サザエさん」は、何故終わらないのか? 「人気があるか…

05/組織の力 VS 個人の力

<2,957文字> 【記事のポイント】ヒーローは、大きく組織に属するタイプと属さないタイプに2分できます。善い悪いとは関係なく、後者の方がより緊張感の高いテイストになります。 第1章/5. 組織と個人 現状維持か、現状打破か…… それが、時代劇とヒーローマンガをわける大きなポイントだと言うこともできます。 現状が平和であり、そのままの状態が続いて欲しいのであれば、出てくる悪に対してそのつど対応していけば良いわけです。 ちょうど警察が犯罪者を取り締まるように、事態に先

06/変化の楽しみは反転のめまい

<2,447文字> 【記事のポイント】逆説には、ジェットコースターのようなスリルがあります。…

07/天使と悪魔はあわせ鏡的

<3,078文字> 【記事のポイント】悪魔がいなければ、天使の存在異議は薄れます。逆に、天使…

08/進歩をこばんだ人たち

<2,376文字> 【記事のポイント】「競争することに疲れた」「いつまで進歩する技術をおいか…

09/遠い過去は憧れになる

<2,482文字> 【記事のポイント】誰かに辛い思いをさせられたら、その人より強い人に頼んで…

10 /過去は大人の時間、未来は子供の時間

<2,739文字> 【記事のポイント】過ぎ去った時間は大人のものであり、これからの時間は子供…

11/『あしたのジョー』の象徴性

<2,521文字> 【記事のポイント】くり返しを善しとする文化と進歩することを奨励する文化の…

12/ヒーローに組織の裏切り者が多い理由

第2章 アヴァンギャルド <3,364文字> 【記事のポイント】仮面ライダー、タイガーマスク、デビルマンといったヒーローは、もともとは悪の組織の一員でした。故に、彼らは所属していた組織からは『裏切り者』とみなされます。その構造には、実はしっかりとした文化史的背景がありました。 1. 前衛芸術とテレビマンガ 第1章では人類史のもっとも大きなターニング・ポイントであるルネサンスを中心に考察しましたが、第2章では18世紀から20世紀にかけての意識の問題を見ていきます。 あ