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文化史的セルフイメージ・アップ

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マインドブロックをつくり出しているのは、自分自身です。それが腑に落ちると、すべては一気に好転し始めます。ただし、つくり出す過程は『自分一人』だったわけではありません。背景には、も…
現在の日本の文化がいかにしてつくられたかを、ルネサンス以来の大きな流れの中でひもときます。
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#人生

文化史的セルフイメージ・アップとは?

「対象・内容・価格」表示に関する解説は、こちら ▼▼▼ <6,312文字> この記事の目的は、…

主体性_6:「信じる」とは何か?

<2,751文字> 前回は、漢字の形を踏まえつつ、それを独自に崩して換骨奪胎した『ひらがな』…

『悪魔の手毬唄』に救われて/前編

この記事は、2022年1月30日から有料化しました。 『前編』『中編』『後編』は各200円ですが、…

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『悪魔の手毬唄』に救われて/中編

<4,143文字> この文章は、『前編』に続く『中編』です。 もし、前編を未読の場合は、まずそ…

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「モダンの5つの仮面」とは?

「対象・内容・価格」表示に関する解説は、こちら ▼▼▼ <1,370文字> あなたは、子供の頃…

1970年代のテレビ番組考

<1,271文字> ビデオが登場する以前、子供にとってのテレビは、時計以上に時間を強く意識さ…

01/記憶は中に取り込み、記録は外に刻むこと

<3,004文字> 【記事のポイント】記憶と記録は似ているようで、まったく違う活動です。そして、ビデオ登場以前は『覚えること=記憶』には特別な意味がありました。それはテレビ番組への『愛』でしたね 😊 第1章 モダン1. 記憶と記録 記憶と記録がどちらがすぐれているかと言えば、その基準が「正しい情報のストック」という点では、まちがいなく記録です。 しかし、そういう味気ない比較ではなく、もう少しツヤのある話。 長嶋茂雄は記憶に残る選手と呼ばれ、王貞治は記録に残る選手と呼ば

02/見ずに信じるか? 見るから信じるか?

<2,886文字> 【記事のポイント】『この目でみないと信じない』という表現がありますが、そ…

03/選べることの喜びと苦悩

<2,757文字> 【記事のポイント】「見たい番組を見られない」という不可能性に対する絶対的…

04/時間の形を思い浮かべてみる

<3,296文字> 【記事のポイント】「サザエさん」は、何故終わらないのか? 「人気があるか…

05/組織の力 VS 個人の力

<2,957文字> 【記事のポイント】ヒーローは、大きく組織に属するタイプと属さないタイプに…

06/変化の楽しみは反転のめまい

<2,447文字> 【記事のポイント】逆説には、ジェットコースターのようなスリルがあります。…

08/進歩をこばんだ人たち

<2,376文字> 【記事のポイント】「競争することに疲れた」「いつまで進歩する技術をおいか…

10 /過去は大人の時間、未来は子供の時間

<2,739文字> 【記事のポイント】過ぎ去った時間は大人のものであり、これからの時間は子供のものです。かつては、そのことがテレビ番組の内容や放映時間にも如実に表れていました。 第1章/10. 過去と未来 過去と未来という対比を、時代劇と未来劇として見てみましょう。 1970年代のテレビには、それらがかなりハッキリとした境界線をもって存在していたからです。 コンビニもビデオもない頃、夜はしっかりと一日の終わりでしたから、子供の時間は夜8時くらいまで。 そこから後は大人