20230628配信 カードに無い質問=ケースインタビュー

公務員志望者各位

 大谷凄いですね。今、見せてくれているものは、この先、他のプレーヤーが見せてはくれない(というかできない)もの。ライブで見たいですね。

 さて、前回の続きです。

 面接では、採用後の具体的な業務場面を想定した質問が飛んでくることがあります。(民間の一部業種では、最初から最後までこのスタイルの面接です。)私的に、ケースインタビューと呼んでいます。 前回 mail の「クレームを受けたらどう対応しますか?」もこの類です。他の実例を示しておきます。

①初対面の人(歳の離れた人)と接するとき、 何に気を付けますか?

②窓口業務をしているとき、来庁者がいきなり 「上司を出せ。」と要求してきました。 どう対応しますか?

③上司の指示が、 あなたの思いとは真逆の場合、 どう対応しますか?

④大雨や台風で災害が予見されるときはどう過ごしていますか?

⑤税務調査で課税を指摘しても払おうとしない人にはどう対応しますか?(国税専門官)

⑥どうして脱税 (犯罪) は後を絶たないと思いますか?(国税専門官、警察官)

⑦どうしてパワハラは起こると思いますか?(労働基準監督官)

⑧どうしていじめや虐待は起こると思いますか?(福祉)

⑨悲惨な現場や見るに堪えない現場に立ち会うことがある仕事です。その覚悟はありますか?ショックを受けたとき、どのように克服しようと考えていますか? (警察官、福祉、保健師)


 どう回答すればよいか?と悩むかもしれません。いずれも明らかな不正解、地雷はあります。例えば②なら「すぐ呼んできます。」というのはNGです。この質問で大事なことは、そうした地雷を踏まずに、公務員を目指す者としての心構えを述べることです。実際にどうすべきかは求められていません。それは、採用後の4月以降、研修やOJTで習いますので。

 今回はここまで。次回は市町にありがちな質問です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?